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介護老人福祉施設における「緊急時等における対応方法」の検討・作成及び見直しの手引き (10 ページ)

公開元URL https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2025/04/koukai_250425_09.pdf
出典情報 「特別養護老人ホームにおけるサービス提供のあり方に関する調査研究事業 (令和6年度老人保健健康増進等事業)」の報告書及び手引きについて (6/13)《厚生労働省》
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表2
曜日
月~金

日・祝





検討内容:緊急時等の連絡順
施設内の連絡順
日中







夜間




②入所者・家族等の情報整理・意向確認
以下の情報について、施設内での使用に加えて、配置医師、協力医療機関及
び救急隊(救急車を要請する場合)に提供できるよう、あらかじめ入所者・家
族等の情報整理・意向確認を行います。
・各入所者に係る医療に関する情報(治療中の病気、既往歴、服用中の薬
等)や家族等の緊急連絡先
・各入所者及び家族等の、施設における看取り対応の希望や、人生の最終
段階の医療処置についての話し合いの経緯・記録
(「4

協力医療機関との情報連携様式例」を参考)

上記は、入所者の状況に変化があれば、情報を随時更新します。また、定期
的に内容を確認し、確認を行った日付を記載しておきます。
③配置医師、協力医療機関との相談(時間帯等別の対応)
配置医師、協力医療機関と、緊急時等にどのような対応をとることにするか
相談します。決めた内容は協力医療機関との取り決めに関する文書にも盛り込
むとよいでしょう。(参考資料4「協力医療機関委託契約書様式案」を参考)
その際、曜日・時間帯別の対応方法を検討します。複数の配置医師、協力医療
機関がある場合は相談する順番等、状態等によっての相談先の変更等を整理
し、連絡先(電話番号等)の一覧表を作成します。
さらに、緊急搬送や協力医療機関ではない医療機関に受診しなければならな
いケースの対応についても整理しておくとよいでしょう。

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