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【スライド資料】新たな希少がん分類を策定 実臨床に即した分類の活用により希少がん対策の推進を期待 日本のがん発生の約2割が希少がんに該当する実態も確認 (13 ページ)

公開元URL https://www.ncc.go.jp/jp/information/researchtopics/2025/0610/index.html
出典情報 新たな希少がん分類を策定(6/10)《国立がん研究センター》
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RARECARE分類との違い
RARECARE分類では希少がんではないが、NCRCでは希少がん
違いの理由



症例数

分類⽅法に起因する

びまん性⼤細胞型B細胞性リンパ腫を部位ごとに分けた

112,823

発⽣臓器を分けた違いに起因する ⾍垂は独⽴した臓器とした

5,661

組織型の分類に起因する

⼤腸の未分化癌 (8020/3)は腺癌と分類されていたが、分類不能未分化癌とした

34,917

新しい組織型を⼊れたことによる

甲状腺未分化癌

51,794

その他


-

26,914
232,109例

RARECARE分類では希少がんだが、NCRCでは希少がんではない
違いの理由



症例数

発⽣臓器を分けた違いに起因する 「⾆の境界部」を中咽頭から「⾆」と同じ⼝腔に変更した

728

組織型の分類に起因する

肺の⾓化型扁平上⽪癌 (8071/3)は⼤細胞癌に分類されていたが、肺扁平上⽪
癌とした

19,025

新しい組織型を⼊れたことによる

⼤腸の乳頭癌は扁平上⽪癌に分類されていたが、腺癌通常型に変更された

16,967

その他


8,573
45,293例
N=約410万例(2016-19年全国がん登録登録症例)

232,109例(5.7%)が分類法の違いによって
新たに希少がんと定義された*

*RARECARE分類では分類不能であったものを含む。

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