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資料1 外来機能報告等の施行に向けた検討について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21095.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 外来機能報告等に関するワーキンググループ(第3回 9/15)《厚生労働省》
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「外来機能の明確化・連携、かかりつけ医機能の強化等に関する報告書」(令和2年12月11日
医療計画の見直し等に関する検討会)(地域における協議の場部分)
「外来機能の明確化・連携、かかりつけ医機能の強化等に関する報告書」(令和2年12月11日医療計画の見直し等に関する検討会)
Ⅱ.外来機能の明確化・連携について
2.具体的方策・取組
(4) 地域における協議の仕組み(抜粋)
○ 地域における外来機能の明確化・連携に向けて、都道府県の外来医療計画において、現在記載されている外来
医療の情報可視化等に加えて、「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)に関する医療機能の明確化・連携を位
置付ける。外来機能報告(仮称)を踏まえ、地域における協議の場において、不足する医療機能の確保を含め、
各医療機関の自主的な取組等の進捗状況を共有し、また、地域における必要な調整を行うこととする。
なお、現在の外来医療計画において、外来医師多数区域の新規開業者に地域で不足する外来医療機能を担うこ
とを求めることとされており、地域で不足する外来医療機能について地域の協議の場で検討するに当たっては、
外来機能報告(仮称)によるデータ等を活用することも考えられる。
○ 地域における協議の場としては、外来機能の明確化・連携を入院医療と一体的に議論する観点等から、地域医
療構想調整会議を活用できることとする。協議に当たっては、医療現場が混乱しないよう配慮しながら、国が可
能な範囲で地域ごとの将来の「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)の需要を参考値として示すこととし、
地域において、地域の実情に応じてこれを活用することとする。
○ 地域における外来機能の明確化・連携を進めていく中で、地域での協議を進めやすくする観点や、国民・患者の
分かりやすさの観点から、「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)を地域で基幹的に担う医療機関を明確化す
る仕組みを設け、その方法として、外来機能報告(仮称)の中で報告することとする。また、紹介患者への外来
を基本とする医療機関であることが患者に分かるよう、広告可能とする。
○ 「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)を地域で基幹的に担う医療機関の報告に当たっては、(2)①~③の
割合等の国の示す基準を参考にして、地域の協議の場で確認することにより、地域の実情を踏まえることができ
る仕組みとする。
○ 「医療資源を重点的に活用する外来」(仮称)を地域で基幹的に担う医療機関の呼称や、国の示す基準は、今後さ
らに検討する。
○ また、診療科ごとの外来医療の分析、紹介・逆紹介の状況の分析等については、地域における協議の場での議
論も視野に入れながら、今後さらに検討する。その際、特に、再診患者の逆紹介が適切に進むように配慮するこ
とが重要である。

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