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資料1 外来機能報告等の施行に向けた検討について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21095.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 外来機能報告等に関するワーキンググループ(第3回 9/15)《厚生労働省》
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7月28日外来機能報告等WGにおける主なご意見 ②

【医療資源を重点的に活用する外来】
・医療資源を重点的に活用する外来について、まずは現時点のNDBで分析可能な項目から始めて、実績を積み重ねることで検証し、
必要に応じて見直していくことが重要。スタートはこれでよいのではないか。
・医療資源を重点的に活用する外来は、専門性の高い又は特殊性の高い外来を一定程度明確にするよう基準を考えるものと理解。
・高額等の医療機器・設備を必要とする外来において、地域包括診療料の包括範囲外ということで、550点以上という案になってい
るが、医療資源を重点的に活用する入院ではDPCの出来高算定の1000点以上としており、1000点以上に合わせるべき。
・救急医療は、紹介患者への外来を基本とする、医療資源を重点的に活用する外来とは別物ではないか。
・救急医療は、医療資源を集中的に投入するもの。地域の協議の場で議論して、医療資源を重点的に活用する外来につながるのか。
・透析は、高額等の医療機器・設備を必要としていることは間違いないので、医療資源を重点的に活用する外来に入れるべき。
・透析をやる施設が紹介状が必要となると、CKD、慢性腎疾患予防のために気軽に専門医を受診できなくなるため、透析は、医療
資源を重点的に活用する外来から外した方がよい。
・高額な医薬品を使う外来は、最先端で特殊な高度な外来を提供しており、医療資源を重点的に活用する外来に入れるべき。
・診療情報提供料1の場合は、データの詳細分析ができるようになるまでは、紹介患者を基本とする外来の指標として妥当。それ
以外、専門性の高い外来を切り口として見付けることは難しいので、まずはここからスタートするのではないか。
・特定の領域に特化した機能を有する外来については、なぜ、紹介状をもってきた患者を診る外来になるのか疑問。難病等の専門
外来など、その他の要素があるのではないか。
・専門外来を指定することでは駄目なのか。
【医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機関】
・診療科が多い病院で、1つの診療科は専門性が高いが、他の診療科は一般的な外来やかかりつけ医機能を有していることも多い。
NDBでは診療科ごとのデータがでないので、まずは医療機関単位で国の基準を満たすかどうかということにせざるを得ないが、
地域の協議の場で、各診療科の役割などの丁寧な議論が必要。その議論に資するデータが提供できないか検討してほしい。
・患者にとって、どの診療科は紹介状が要るというのは分かりにくく、病院単位で紹介状が必要と決まった方が明確であり、紹介
状が必要かは病院単位で考えていくことが妥当。
・病院全体か診療科単位でやるかの議論が必要。
・まずは制度立ち上げであるが、将来的には診療科ごとの報告を検討すべき。
【地域における協議の場】
・地域の協議の場における協議の進め方を示して、適切な医療機関が医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療
機関として可視化されるように、実効性ある会議体にする必要。
・地域の協議の場で、外来機能報告を基に、どのような視点や論点で協議を進めるか、幅広いデータとともに示す必要。
・国の基準を満たす医療機関が手挙げの意向がない場合、地域の協議の場でどのように取り扱うか整理が必要。
・地域の協議の場では、地域ごとの事情を踏まえた議論ができる自由度をもった制度設計が必要。
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