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参考資料1-2  浜口班の議論における参考資料(令和3年10月25日開催) (152 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24719.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和3年度第6回 3/29)《厚生労働省》
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11.4 注目すべき有害事象
国内 D8111C00002 試験、並びに海外 COV001 試験、COV002 試験、COV003 試験及び COV005 試験
では、Brighton Collaboration case definition(Safety Platform for Emergency vACcines(SPEAC)project, 2020,
https://media.tghn.org/articles/COVID-19_AESIs_SPEAC_V1.1_5Mar2020.pdf(最終確認日:2021 年 4 月 6
日))、臨床経験及び科学的関心に基づき、表 61 のとおり注目すべき有害事象(AESI)が設定された。
表 61

注目すべき有害事象一覧
医学的概要
全身痙攣:発作は突発的な不随意筋収縮をもたらすことが最も多い神経系の活動亢進エピソードである。これ
らは感覚障害、自律神経機能異常及び行動異常、並びに意識障害又は意識消失として現れる可能性がある。
ギラン・バレー症候群:ギラン・バレー症候群は末梢神経脱髄性疾患であり、一時的な上行性麻痺として現れる
可能性がある。
神経学的
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)
:ADEM は感染又は予防接種などの既存の免疫学的接種に一時的に関連して発現
する脳の炎症及び脱髄の単相性症候群と定義する。ADEM は最も一般的には小児集団で発現する。
その他の神経学的イベント:新たに発現した(急性又は亜急性)運動及び感覚障害(脱力感、しびれ感、錯感
覚、感覚鈍麻、知覚過敏、異常感覚等)
、大腸/膀胱機能障害、歩行障害、視覚障害、又は脊髄炎、脳脊髄炎、
横断性脊髄炎のイベント、あるいはその他の突発的な神経学的障害
血栓性、血栓塞栓性及び神経血管性イベント:一過性又は永続的な視覚障害、浮動性めまい、理解の困難、顔面
血管
麻痺、不明瞭発語、片側の脱力感、下肢の腫脹、熱感又は疼痛を伴う深部静脈血栓症、息切れ、胸痛又は不整脈
を伴う肺塞栓症として現れる可能性のあるイベント
血液学的
血小板減少症:血小板数が異常に少なくなる疾患である。血小板数の正常範囲は 150000~450000/µL
血管炎:組織又は末端器官の損傷に至る血管の炎症(血管炎)を特徴とする障害に関連するグループ
アナフィラキシー:多臓器で発現する急性過敏反応であり、急速に進行する、又は直ちに医師の診察を必要と
する重度な生命を脅かす反応として現れる可能性がある。
ワクチン接種に関連する呼吸器疾患の増悪(VAERD)
:VAERD の発症機序は、非中和抗体及び過好酸球増加症
免疫学的
を伴う Th2 の T 細胞反応を誘発するワクチン免疫反応に関連する(Vaccine 2020; 38: 4783-91)
。VAERD は、発
熱が長引く重症の呼吸器疾患、並びに肺硬変、気管支間質性肺炎、壊死性気管支炎の領域を増加させる特徴の
ある重症度及び病理学的変化が広範な臨床症状として現れる可能性がある(J Gen Virol 2016; 97: 1489-99)

潜在的な免疫介在性状態:細胞恒常性の変化を特徴とする自己免疫性炎症性疾患のグループ a)であり、自己免疫
の起因の有無は考慮されない。
a) 胃腸障害(セリアック病、クローン病、潰瘍性大腸炎、潰瘍性直腸炎)
、肝障害(自己免疫性胆管炎、自己免疫性肝炎、原発性胆汁
性肝硬変、原発性硬化性胆管炎)
、代謝疾患(アジソン病、自己免疫性甲状腺炎(橋本病を含む)、1 型糖尿病、グレーブス又はバセド
ウ病)、筋骨格系障害(抗合成酵素症候群、皮膚筋炎、若年性慢性関節炎(スチル病を含む)、混合性結合組織障害、リウマチ性多発
筋痛、多発性筋炎、乾癬性関節症、再発性多発性軟骨炎、関節リウマチ、びまん性全身性及びクレスト症候群を含む強皮症、強直性
脊椎炎、反応性関節炎(ライター症候群)及び未分化型脊椎関節炎を含む脊椎関節炎、全身性エリテマトーデス、全身性硬化症)
、神
経炎症の疾患(部位が特異的異型の疾患(非感染性脳炎、脳脊髄炎、脊髄炎、神経系髄膜炎等)を含む急性散在性脳脊髄炎、麻痺/
不全麻痺(ベル麻痺等)を含む脳神経障害、ミラー・フィッシャー症候群及びその他異変を含むギラン・バレー症候群、慢性炎症性
脱髄性多発ニューロパチー、多巣性運動ニューロパチー及び単クローン性免疫グロブリン血症に関連する多発ニューロパチーを含む
免疫媒介末梢性ニューロパチー及び神経叢障害、多発性硬化症、視神経脊髄炎スペクトラム障害、ナルコレプシー、視神経炎、横断
性脊髄炎、イートン・ランバート症候群を含む重症筋無力症)
、皮膚障害(円形脱毛症、天疱瘡、類天疱瘡及び疱疹状皮膚炎を含む自
己免疫水疱皮膚障害、皮膚エリテマトーデス、結節性紅斑、モルフェア、扁平苔癬、乾癬、酒さ、スウィート症候群、尋常性白斑)、
血管炎(高安動脈炎及び側頭動脈炎等の巨細胞性動脈炎を含む大血管の血管炎、中型及び/又は小血管の血管炎:結節性多発動脈炎,
川崎病、顕微鏡的多発血管炎、ウェゲナー肉芽腫症、チャーグ・ストラウス症候群(アレルギー性肉芽腫性血管炎)、バージャー病、
血栓性閉塞性血管炎、壊死性血管炎及び抗好中球細胞質抗体陽性血管炎(タイプ不明)
、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病、ベーチェッ
ト症候群、白血球破砕性血管炎)
、その他(抗リン脂質抗体症候群、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性糸球体腎炎(IgA 腎症、急速
進行性糸球体腎炎、膜性糸球体腎炎、膜性増殖性糸球体腎炎及びメサンギウム増殖性糸球体腎炎を含む)、自己免疫性心筋炎/心筋
症、自己免疫性血小板減少症、グッドパスチャー症候群、特発性肺線維症、悪性貧血、レイノー現象、サルコイドーシス、シェーグ
レン症候群、スティーヴンス・ジョンソン症候群、ぶどう膜炎
身体システム

11.5

COV002 試験及び COV005 試験において、ウイルス量の定量値の誤りにより計画よりも低用量の

本剤が接種された経緯(CTD 5.3.5.4.1)
COV002 試験の実施中に、臨床試験用製剤の受託製造業者である

社とオックスフォード大学の

とで用いられたウイルス粒子の定量方法(吸光度法又は qPCR 法)に違いがあり、ウイルス粒子の
測定値に約 2.3 倍の差が生じることが明らかになった。MHRA との協議の結果、COV001 試験との測定
方法の一貫性を維持し、被験者に規定の用量を上回る用量を接種しないよう、COV002 試験では吸光度
法で定量したウイルス粒子の含有量に基づく用量を使用することが合意された。その結果、吸光度法を

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バキスゼブリア筋注_アストラゼネカ株式会社_特例承認に係る報告書

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