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資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過)[552KB] (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/newpage_39491.html
出典情報 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第101回 4/15)医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第1回 4/15)(合同開催)《厚生労働省》
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本例は医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による予防接
種後副反応疑い報告書(厚生労働省受付番号:v2310000791)であ
る。

患者情報:47 歳女性

病歴には COVID-19(2022 年 04 月 05 日、2022 年 10 月 18 日)があ
った。

予診票での留意点:鴨肉でじんましんの既往があった。

併用薬、治療薬は報告されなかった。

検査データ/結果は得られていなかった。

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アナフィラキシーシ
ョック

蕁麻疹;

COVID-19

2023 年 10 月 18 日

17 時 55 分、COVID-19 予防のため、スパイクバックス筋注(1 価:
オミクロン株 XBB.1.5)の 5 回目(投与経路:筋肉内、ロット番
号:710008A)を接種した。

18 時、接種 5 分後より、頸部、上肢の膨隆疹、掻痒感が出現し
た。ポララミン(d-クロルフェニラミン)2mg を内服し、安静臥床
した。咳嗽、呼吸苦、上半身の皮膚紅潮があった。血圧:124/77
から 102/60 へ低下した。耳閉感、動揺感があった。

18 時 23 分、アナフィラキシーショック(アナフィラキシーショッ
ク/アナフィラキシー)と診断され、アドレナリン 0.5mg を筋注し
た。便意があった。呼吸苦の訴えがあった。酸素 10L/分を開始し
た。血圧:77/37 へ低下した。呼吸数:16/分、SPO2:97%であっ
た。生理食塩水(点滴静脈内注射)を増量した。

18 時 56 分、血圧:113/58、心拍:99/分、SPO2:98%、呼吸数:
19/分であった。救急搬送となった。患者は入院した。その他の症
状/事象の有無は不明であった。

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