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「2023年病院看護実態調査」結果 (25 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/
出典情報 「2023年病院看護実態調査」結果(3/29)《日本看護協会》
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News Release
報道関係者各位

公益社団法人 日本看護協会 広報部
2024 年 3 月 29 日

表 10 「各医療関係職種にタスク・シフト/シェアを実施している」場合のタスク・シフト/シェアの実施状況
実施して 実施して
職種(※)
業務内容
無回答

いる
いない
薬剤の在庫管理
58.5%
41.0%
0.5% 100.0%
ミキシングあるいは与薬等の準備を含む薬剤管理
44.7%
54.8%
0.5% 100.0%
薬剤師
入院患者の持参薬の内容確認等薬学的管理
87.9%
11.6%
0.5% 100.0%
(n=1,696)
抗がん剤等の適切な無菌調製
56.1%
43.4%
0.5% 100.0%
その他
6.3%
93.2%
0.5% 100.0%
生理学的検査を実施する際の口腔内からの喀痰
2.0%
96.2%
1.8% 100.0%
等の吸引
85.0%
13.2%
1.8% 100.0%
臨床検査 病棟・外来における採血業務
超音波検査時の静脈路確保
1.9%
96.3%
1.8% 100.0%
技師
(n=1,046) 造影剤の投与
1.4%
96.7%
1.8% 100.0%
投与後の抜針・止血等
3.9%
94.3%
1.8% 100.0%
その他
19.6%
78.6%
1.8% 100.0%
食事内容や形態の変更または提案
97.3%
1.7%
1.1% 100.0%
管理栄養士
(n=1,024) その他
6.7%
92.2%
1.1% 100.0%
※前ページ・図 29 でタスク・シフト/シェアの実施割合が高かった上位 3 つの職種について掲載

3)タスク・シフト/シェアの取組みを進めるうえでの課題
●タスク・シフト/シェアの「検討には着手したが、まだ取組んではいない」または「取組みも検討もしていな
い」と回答した病院(P23・図 26)には取り組みを進めるうえで何が課題となっているのか尋ねた。
●課題になっていることとしては、「タスク・シフト/シェアを受ける側の医療関係職種の余力(人員確保
等)」が最も多く 63.4%、次いで「医療従事者全体の意識改革・啓発」62.2%、「タスク・シフト/シェアを受
ける側の医療関係職種の知識・技能の習得」49.4%の順に多かった(図 30)。
0%

20 %

80 %

60 %

40%

タスク・シフト/シェアを受ける側の
医療関係職種の余力(人員確保等)

63.4

医療従事者全体の意識改革・啓発

62.2

タスク・シフト/シェアを受ける側の
医療関係職種の知識・技能の習得

49.4

タスク・シフト/シェアに関する組織の
方針決定や取組み内容を決定する会議体等がない

44.0

病院長等の管理者の意識改革・啓発

33.2

タスク・シフト/シェアに関する組織の方針決定や取組み
内容を決定する会議体等はあるが看護部門が参加していない

0.6

その他

3.0

無回答・不明

9.8

図30 タスク・シフト/シェアの取組みを進めるにあたって
課題になっていること(複数回答、n=1,266)
25
<リリースのお問合せ先> 公益社団法人日本看護協会 広報部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話:03-5778-8547
FAX:03-5778-8478
E メール koho@nurse.or.jp
ホームページ https://www.nurse.or.jp