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「2023年病院看護実態調査」結果 (23 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/
出典情報 「2023年病院看護実態調査」結果(3/29)《日本看護協会》
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News Release
報道関係者各位

公益社団法人 日本看護協会 広報部
2024 年 3 月 29 日

4.タスク・シフト/シェアの状況
1)タスク・シフト/シェアの取組み状況
●看護師への(からの)タスク・シフト/シェアに関連する事項について把握した。
●院内でのタスク・シフト/シェア※の取り組み状況(注:職種は問わない)は、「既に取組みを開始してい
る」が 61.1%で最も多く、次いで「取組みも検討もしていない」17.3%、「検討には着手したが、まだ取組ん
ではいない」16.9%の順に多かった(図 26)。
●「既に取組みを開始している」場合に、「医師から看護師へのタスク・シフト/シェア」を実施したことで、
看護師が行うことになった業務は、「注射、採血、静脈路の確保等」が 76.0%で最も多く、次いで「診察
前の情報収集」59.5%、「事前に取り決めたプロトコールに基づく薬剤の投与、採血・検査の実施」37.3%
の順に多かった(図 27)。
※本設問における「タスク・シフト/シェア」
「従来、ある職種が担っていた業務を他職種に移管することまたは他職種と共同化すること」をいう。
本調査では「看護師」へのまたは「看護師」からのタスク・シフト/シェアに関連する事項について把握した。

0%

20%

40%

60%

80%

61.1

16.9

既に取組みを開始している
取組みも検討もしていない
無回答・不明

100%
1.0
3.7

17.3

検討には着手したが、まだ取組んではいない
分からない

図26 タスク・シフト/シェアに関する取組み状況 (n=3,699)
0%

40%

20%

60%

注射、採血、静脈路の確保等

76.0

診察前の情報収集

59.5

事前に取り決めたプロトコールに
基づく薬剤の投与、採血・検査の実施
特定行為(38行為21区分のすべてまたはその一部)
の実施

37.3
36.6

カテーテルの留置、抜去等の各種処置行為

32.2

救急外来における医師の事前の指示や事前に取り決めた
プロトコールに基づく採血・検査の実施

17.3

血管造影・画像下治療(IVR)の介助

14.5

その他

3.9

どれも行っていない
無回答・不明

80 %

7.2
0.5

図 27 「取組みを開始している」場合の医師からタスク・シフト/シェアを実施したことで
看護師が行うようになった業務(複数回答、n=2,260)
23
<リリースのお問合せ先> 公益社団法人日本看護協会 広報部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話:03-5778-8547
FAX:03-5778-8478
E メール koho@nurse.or.jp
ホームページ https://www.nurse.or.jp

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