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「2023年病院看護実態調査」結果 (17 ページ)
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| 公開元URL | https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/ |
| 出典情報 | 「2023年病院看護実態調査」結果（3／29）《日本看護協会》 |
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News Release
報道関係者各位
公益社団法人 日本看護協会 広報部
2024 年 3 月 29 日
3）「看護職員処遇改善評価料」の対象外医療機関における国家公務員医療職俸給表（三）の級別標準職
務表の改正への対応状況
●「看護職員処遇改善評価料」の対象外医療機関における、国家公務員医療職俸給表（三）の級別標
準職務表の改正（※）への対応状況を把握した。
●俸給表（三）の見直しを契機に実施した内容（着手を含む）として、「何も実施していない」は 78.3%で、
「副看護師長・主任などの看護師長を補佐する中間管理者ポストの増員」が 4.4%、「看護師長の処遇
改善」が 4.3%、「副看護師長・主任などの看護師長を補佐する中間管理者ポストの新設」が 2.7%であっ
た（図 17）。
●設置主体を「国立」「公的（公立、日赤、済生会、厚生連、その他公的）」「その他」に区分して違いを見
ると、「専門看護師・認定看護師の処遇改善」は国立で比較的多く取り組まれていた（図 18）。
※国家公務員医療職俸給表（三）の級別標準職務表の改正
（人事院規則改正 2022 年 11 月 18 日公布、2023 年 4 月施行）
公的価格評価検討委員会の「中間報告」（令和 3 年 12 月）において、「すべての職場における看護師のキャリアアップに伴う処
遇改善のあり方について検討すべき」とされたことを踏まえ、国家公務員の看護師について職務の実態等を踏まえた改善の必
要性を検討され、管理的立場にある看護師や特に高度の知識経験に基づき困難な業務を処理する看護師について、キャリア
アップに伴い、より高い職務の級に昇格できる環境整備を図る、とされた。
〇改正のポイント：医療職俸給表（三）級別標準職務表において
・新たに副看護師長を 3 級に位置付け
・特に高度の知識経験に基づき困難な業務を処理する看護師の職務を新たに 3 級に位置付け
・看護師長の基本的な位置付けを 4 級に
0%
副看護師長・主任などの看護師長を補佐する中間管理者
ポストの新設
副看護師長・主任などの看護師長を補佐する中間管理者
ポストの増員
20%
40 %
60 %
80 %
2.7
4.4
看護師長の処遇改善
4.3
専門看護師・認定看護師の処遇改善
1.6
特定行為研修修了者の処遇改善
1.1
管理職ではない熟練の看護師の処遇改善
1.8
上記以外の賃金制度の抜本的な見直し
5.2
その他
2.6
何も実施していない
無回答・不明
78.3
3.6
図17 看護職員処遇改善評価料の対象外医療機関における国家公務員医療
職俸給表（三）の見直しを契機に実施・着手した内容（複数回答、n=1,904）
17
＜リリースのお問合せ先＞ 公益社団法人日本看護協会 広報部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話：03-5778-8547
FAX：03-5778-8478
E メール koho@nurse.or.jp
ホームページ https://www.nurse.or.jp
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報道関係者各位
公益社団法人 日本看護協会 広報部
2024 年 3 月 29 日
3）「看護職員処遇改善評価料」の対象外医療機関における国家公務員医療職俸給表（三）の級別標準職
務表の改正への対応状況
●「看護職員処遇改善評価料」の対象外医療機関における、国家公務員医療職俸給表（三）の級別標
準職務表の改正（※）への対応状況を把握した。
●俸給表（三）の見直しを契機に実施した内容（着手を含む）として、「何も実施していない」は 78.3%で、
「副看護師長・主任などの看護師長を補佐する中間管理者ポストの増員」が 4.4%、「看護師長の処遇
改善」が 4.3%、「副看護師長・主任などの看護師長を補佐する中間管理者ポストの新設」が 2.7%であっ
た（図 17）。
●設置主体を「国立」「公的（公立、日赤、済生会、厚生連、その他公的）」「その他」に区分して違いを見
ると、「専門看護師・認定看護師の処遇改善」は国立で比較的多く取り組まれていた（図 18）。
※国家公務員医療職俸給表（三）の級別標準職務表の改正
（人事院規則改正 2022 年 11 月 18 日公布、2023 年 4 月施行）
公的価格評価検討委員会の「中間報告」（令和 3 年 12 月）において、「すべての職場における看護師のキャリアアップに伴う処
遇改善のあり方について検討すべき」とされたことを踏まえ、国家公務員の看護師について職務の実態等を踏まえた改善の必
要性を検討され、管理的立場にある看護師や特に高度の知識経験に基づき困難な業務を処理する看護師について、キャリア
アップに伴い、より高い職務の級に昇格できる環境整備を図る、とされた。
〇改正のポイント：医療職俸給表（三）級別標準職務表において
・新たに副看護師長を 3 級に位置付け
・特に高度の知識経験に基づき困難な業務を処理する看護師の職務を新たに 3 級に位置付け
・看護師長の基本的な位置付けを 4 級に
0%
副看護師長・主任などの看護師長を補佐する中間管理者
ポストの新設
副看護師長・主任などの看護師長を補佐する中間管理者
ポストの増員
20%
40 %
60 %
80 %
2.7
4.4
看護師長の処遇改善
4.3
専門看護師・認定看護師の処遇改善
1.6
特定行為研修修了者の処遇改善
1.1
管理職ではない熟練の看護師の処遇改善
1.8
上記以外の賃金制度の抜本的な見直し
5.2
その他
2.6
何も実施していない
無回答・不明
78.3
3.6
図17 看護職員処遇改善評価料の対象外医療機関における国家公務員医療
職俸給表（三）の見直しを契機に実施・着手した内容（複数回答、n=1,904）
17
＜リリースのお問合せ先＞ 公益社団法人日本看護協会 広報部
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話：03-5778-8547
FAX：03-5778-8478
E メール koho@nurse.or.jp
ホームページ https://www.nurse.or.jp
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