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(4)LIFEの活用状況の把握およびADL維持等加算の拡充の影響に関する調査研究事業(報告書)(案)[5.5MB] (98 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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(2) 利用者ごと・加算ごとに提出月が異なる点に関する課題
① 利用者ごと、加算ごとにデータの提出月が異なることによる不便な点


科学的介護推進体制加算については、利用者ごとに 6 か月に一度行っているカンファレンスに合わ
せてデータ登録をしている。カンファレンスの日程はケアマネジャーが管理、データの提出時期は
Excel で管理しており、月初にケアマネジャーとデータ提出月を確認している。
(介護老人福祉施設)



提出頻度が 3 か月に 1 回の加算については、
全利用者でなるべくタイミングを合わせて評価をして、
データ登録をしている。
(介護老人福祉施設)



科学的介護推進体制加算は 6 か月に 1 回の提出が要件だが、3 か月ごとに実施している施設でのカ
ンファレンスの度にデータ登録をしている。利用者の状態像に変化があった場合には、3 か月が経過
していない場合でもデータを登録している。利用者毎の提出月は Excel で管理している。
(介護老人
保健施設)



提出月は利用者ごとに異なるため、ケアマネジャーが管理簿を作成して提出月を管理している。提
出のタイミングを忘れることもあり、管理は大変である。
(特定施設入居者生活介護)



加算ごとに提出頻度が異なるため、提出漏れがないようチェックシートを作成している。
(通所リハ
ビリテーション)



毎月初に、当該月にデータ提出が必要な利用者の一覧を、加算ごとに介護ソフトから見ることがで
きる。ただし、口腔衛生管理加算(Ⅱ)のように、利用者ごとに算定有無が異なる利用者について
は、提出頻度を個別に管理する必要があるため手間である。
(介護老人福祉施設)

② 上記の課題について、毎月提出にすることや、提出月を揃えることによって、解決されるか


提出月については、全利用者で同じ月に提出するよりも、利用者ごとに異なる月に提出した方がや
りやすい。定員が 80 名であり、1 月に 80 名分のデータを用意することは難しい。
(介護老人福祉施
設)



毎月提出になるとかなり負担になるため、現状のままの方がやりやすい。
(特定施設入居者生活介護)



加算を算定し始めた月は毎月データを提出していたが、ADL 判定や集計の作業量が多かった。全て
の加算で提出月が揃っていた方が望ましい。
(介護老人福祉施設)

④ 「月末入所」の課題について


新規の入居者については、入所日に全てのデータを用意し、そこから特定の頻度でデータを提出し
ている。月末入所の場合は、翌月 10 日の提出に間に合うよう急いでデータを作成している。
(介護
老人福祉施設)



月末に入所した利用者については、なるべく入所時に状態評価を行うことで、同一利用者内で加算
によって提出月がずれることがないようにしている。
(介護老人保健施設)



月末に入所した利用者については、同一利用者でも加算によって提出月が異なる。その場合、その都
度評価を行っている。(通所リハビリテーション)



原則として全利用者分のデータを 4 月に提出し、3 か月毎に見直しを行っている。しかし、月末入所
者については翌月頭で提出することになり、提出月がずれてしまうため、個別に提出月を管理する
必要がある。(介護老人福祉施設)

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