よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


介護保険最新情報vol.1206(「看護小規模多機能型居宅介護の広域利用に関する手引き」について) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 「看護小規模多機能型居宅介護の広域利用に関する手引き」について(2/22付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2 看護小規模多機能型居宅介護の概要

(2)支援対象のイメージ
看多機では、在宅生活を継続したいと考えている医療ニーズの高い中重度の要介護
者の支援を行っています。また、現在の状態の維持や重症化予防の取り組みを行って
いる点も特徴です。
例えば、以下のようなニーズのある方々を支援します。

● 喀痰吸引や経管栄養等の医療的ケアが必要な方の在宅療養
● 退院直後の高齢者等の在宅生活への円滑な移行
● 看取り期、病状不安定期における在宅生活の継続
● 家族に対するレスパイトケア、相談対応による負担軽減 / 等

(3)看護小規模多機能型居宅介護(看多機)の特徴
看多機では、利用者に重い傷病があっても、看護と介護の両面で支え、在宅生活の
維持を支援し、また、利用者の希望に応じて、看取り期も含めて最期まで在宅療養す
ることができるように支援が可能です。
すなわち、最期まで、住み慣れた地域で暮らしたいという思いを持つ利用者やその
家族を支援することができるサービスであるといえます。

❶ 利用者本人への良質なケアと安心の提供
● サービスの柔軟な組み合わせ、急な変更対応も可能
看多機は、「通い」、「泊まり」、「訪問(看護・介護)」を、1 つの事業所で、利用者
のニーズに合わせて一体的に提供するサービスです。介護支援専門員が事業所内にい
るため、利用者の状態が変化した場合や急な体調変化に対しても、柔軟にサービスの
組み合わせを変更して提供することができます。また、利用料は月あたりの包括報酬
であるため、利用者の経済的な安心感にもつながります。
このように、利用者の状態に合わせて柔軟にサービスを組み合わせることで、地域
で療養生活を続けることに繋げることが出来ます。

3