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資料○令和6年度診療報酬改定に係る検討状況について (93 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00241.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第580回 1/19)《厚生労働省》
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13.ライフコースに応じた口腔疾患の継続管理・重症化予防
かかりつけ歯科医が行う、小児期を含むすべてのライフコースにおける継続的・定
期的な管理と口腔疾患の重症化予防に対する評価の充実を図ること。
歯周病のみならず、小児や高齢者のう蝕管理等を含めた長期管理は重要であり、
8020 達成者の増加にもつながっている。長期管理加算に関しては歯科疾患管理料のみ
ならず歯科特定疾患療養管理料等を含めて更なる評価を検討すること。
14.医療連携、介護連携、多職種連携、地域連携の推進
トリプル改定の重要項目であるリハビリテーション・栄養管理・口腔管理の一体的な
取り組みは重要であり、歯科医療やサービスを提供する場が変わっても、連携の下、切
れ目なく提供されるよう検討すること。
15.質の高い在宅歯科医療の更なる推進
歯科訪問診療の更なる推進と充実のため、患者の居宅や介護保険施設、病院等にお
ける診療の内容や要する時間を踏まえ、実態に応じた評価を行うこと。
かかりつけ歯科医による外来診療から在宅診療への移行等、幅広い取り組みができ
るよう推進を検討し、質の高い在宅歯科医療提供のため、引き続き在宅専門の歯科医
療機関のあり方を検討し、地域における連携を強化すること。
また、在宅歯科医療の充実のため、入退院時の連携強化、在宅等療養患者への職支
援等のあり方、医療的ケア児等小児在宅患者への必要な歯科医療提供について検討す
ること。併せて、超高齢社会の実態を踏まえ、様々な居住地での歯科医療提供につい
て更に検討すること。
➢口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応の充実、生活の質に配慮した歯科医療
16.安心・安全で質の高い歯科医療の充実
歯科外来診療環境体制加算は、感染対策並びに医療安全に関する事項が含まれており、
届出医療機関の責務は大きい。平時における感染防止対策を含め、施設基準要件の見直
しや、ICT・デジタル機器等を活用した患者に分かりやすく、かつ、安心・安全な歯科医
療提供の評価を検討すること。
17.歯科固有の技術に対するあるべき評価
「歯科診療行為のタイムスタディー調査」によれば、歯科医療における基本的技術料
は未だ低評価のまま据え置かれている。また、各国の診療行為別歯科医療費との比較に
おいても、日本の歯科治療費は低く厳しい状況が続いている。良質な歯科医療提供が継
続できるよう、歯科診療行為に基づき実態に応じた適正な評価を行うこと。
また、処置、歯冠形成に包括されている浸潤麻酔に係る手技料並びに麻酔薬剤料につ
いて、麻酔薬剤料は別途算定できるよう見直すこと。
18.新規技術、新規医療機器・新規検査の保険収載促進と適切な評価
患者・国民が求める歯科医療は、日を追うごとに進歩している。患者のニーズ等に対
応できるよう新規技術、新規医療機器、新規検査を積極的に導入するとともに、その技
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