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資料○令和6年度診療報酬改定に係る検討状況について (92 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00241.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第580回 1/19)《厚生労働省》
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予防のための早期治療や継続的管理の評価を行うこと。
➢リハビリテーション、栄養管理及び口腔管理の連携・推進
7.介護施設との連携推進
リハビリテーション・栄養管理・口腔管理を一体的に実施するために、介護施設入所
者への口腔アセスメントの評価や介護施設から在宅への移行時の連携における評価を
行うこと。
8.周術期等口腔機能管理の更なる推進
歯科における地域医療連携の核となっている歯科併設の病院や歯科標榜のない病院
と地域歯科医療連携室等との連携機能を評価すること。
また、病院の歯科医師とかかりつけ歯科医が患者の入退院時といった動きにシーム
レスに対応できる仕組みを検討すること。
周術期等口腔機能管理の有効な対象疾患及び手術を伴わない患者等への拡大を検討
するとともに、周術期等口腔機能管理(周Ⅲ)における長期間にわたる管理を評価する
こと。
9.歯科診療所と病院歯科の機能分化・連携の強化
病院歯科と歯科診療所の役割分担を明確にし、より高度な歯科医療に関しては病院
歯科がかかりつけ歯科医と連携の上、対応するようあるべき姿を検討するとともに、
後方支援病院としての役割を担う病院等への評価を行うこと。
➢新興感染症等に対応できる地域における医療提供体制の構築
10.有事に対応できる平時からの医療連携、多職種連携、地域連携の推進
新興感染症等にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制を構築するた
め、地域での顔の見える多職種連携をより一層強化し、必要な医療を面として提供す
ることが重要である。平時及び感染症流行時においても継続的に歯科医療提供体制を
維持できるかかりつけ歯科医の機能について、診療報酬上の評価を適切に行うこと。
11.感染症患者に係る口腔疾患への連携推進
口腔内でのウイルス増殖の知見も明らかとなっていることから、口腔健康管理を通じ
て感染症患者の口腔乾燥や誤嚥性肺炎等の重症化予防に貢献することは重要である。感
染拡大時における必要な口腔管理等への評価の検討、並びに感染症患者や疑い患者への
歯科治療の対応や連携について更に推進すること。
➢かかりつけ歯科医機能の明確化、更なる充実・推進
12.施設基準の適切な整理
施設基準である「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」のあり方について、より
明確に、適切な評価がなされるよう、患者・国民に分かりやすい名称も含めて検討し、
整理を行うこと。

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