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参考資料2_かかりつけ医機能に関する事例集(令和3年度かかりつけ医機能の強化・活用にかかる調査・普及事業) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36156.html
出典情報 かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会(第1回 11/15)《厚生労働省》
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3.
取組の詳細
① 各医療機関における機能の明確化及び連携のための支援
平成 24 年に「チームかまいし」は、
「在宅医療連携拠点事業(厚生労働省事業)」における在
宅医療連携拠点として設置された。「チームかまいし」では、一次連携、二次連携、三次連携
という3つの連携を支援している。
一次連携は、一職種が抱えている課題を抽出することを目的としており、二次連携は、一次
連携で抽出された課題を基に、複数職種が連携して課題解決に取り組むことを目的としている。
三次連 携は、
「地域全体に関わる課 題
の解決」や「コンセンサスの形成」の位
置づけとなっている。こうした三段階の
連携が円滑になされるように、例えば、
一次連携においては「連携拠点(チーム
かまいし)と一職種の連携」に係る支援
を行い、二次連携では、多職種連携の
ための「場と手法」を提供している。さ
らに三次連携においては、
「在宅医療連
携拠点事業推進協議会」や「釜石・大
槌地域在宅医療連携体制検討会」を実
施している。
連携拠点仲介による病診・多職種連携
(行政主導・医師会協力)

②「OK はまゆりネット」を利用した病病連携、病診連携、診診連携、多職種連携の実現
釜石市と大槌町内の医療機関、介護事業所、地域包
括支援センター、保健所等が I C T を活用して患者さん
や利用者の診療情報等を共有することにより、効率的で
良質な医療・介護サービスを提供することを目的として、
「OK はまゆりネット(正式名称:かまいし・おおつち医療
情報ネットワーク)」を構築している。
「OK はまゆりネット」の活用により①他の病院及び医
科診療所から県立釜石病院の診療の予約、②他の病院
及び医科診療所から県立釜石病院の栄養指導及び各種
検査の予約、③患者さんや利用者に関する医療・看護連
携情報の医療機関・施設間共有ができるようになってお
り、このシステムにより、医療関係者間の円滑な情報共
有が図られている。

はまゆりネット イメージ図

出典 :
「OK はまゆりネット パンフレット」釜石市

https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2021030500030/file_contents/OKhamayurinet.pdf
2022 年 2 月閲覧

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