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総-3○在宅(その4)について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00220.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第561回 10/27)《厚生労働省》
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令和5年7月12日開催の中医協における主なご意見(在宅歯科医療に関するもの)



歯科訪問診療はニーズがあるものの、実施している歯科医療機関は全体の約2割程度にとどまっているため、各
地域における在宅歯科医療の提供体制の構築をさらに推進する必要がある。



病院歯科による歯科訪問診療の実施状況は地域差が大きい。病院歯科と歯科診療所の連携は非常に重要であるこ
とから、病院と歯科診療所のそれぞれの機能に応じた評価について検討すべき。



在宅療養支援歯科診療所について、さらに機能分化・連携が進むよう、機能に応じて適切な評価を検討すべき。



訪問歯科衛生指導について、施設等で実施される日常の口腔衛生管理と、医療として実施される訪問歯科衛生指
導では役割が異なるため、要介護者等の口腔健康管理がさらに推進されるよう検討すべき。



人生の最終段階においては、口腔乾燥などから生じる疼痛・不快感などで頻回の介入が必要になるケースもある
ことから、適切な介入が可能となるよう検討すべき。



小児への歯科訪問診療について、医療的ケア児の増加などに伴い今後さらにニーズが増すと考えられることから、
推進する必要がある。



歯科訪問診療は歯科医療機関により提供されるため、関係者間の情報連携は非常に重要であるが、連携が進んで
いない現状があることから、その理由や課題について分析するべき。また、栄養サポートチームについては、実施
状況が一部にとどまることから、連携して実施できる体制を構築していく必要がある。



歯科訪問診療を実施していない理由として「依頼がない」という回答が上位にある一方で、介護保険施設では歯
科の受診経験なしが約30%となっている。歯科訪問診療が推進されるよう、ニーズのマッチングを進めるべき。

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