よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料2】医療・介護連携、人生の最終段階の医療・介護 (76 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34837.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第222回 8/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会 関連する課題・検討の視点
【テーマ6】人生の最終段階における医療・介護
主な課題
(2)本人の意思に基づく医療・介護の提供について
3)本人の望む場所での看取りを行うための医療・介護の提供について
○ 意識調査によると、「病気で治る見込みがなく、およそ1年以内に徐々にあるいは急に死に至ると考えたとき」に、
最期を迎えたい場所を自宅としている国民は43.8%であるが、それまでの医療・ケアを受けたい場所は、医療機関
は54.8%、自宅は27.3%であり、最期を迎えたい場所と医療・ケアを受けたい場所は必ずしも一致しない。さら
に、病状の急変などにより救急搬送をする必要が生じるなどの可能性もある。


また、人生の最終段階で望む処置に関し、中心静脈栄養、経鼻栄養、胃ろう、人工呼吸器について、「望む」と回
答した国民はそれぞれ19.4%、11.8%、7.6%、11.6%であった。
一方、これらの処置について「望まない」と回答した国民はそれぞれ46.5%、54.5%、63.3%、57.3%であり、「わ
からない」と回答した国民はそれぞれ30.7%、30.3%、26.0%、27.9%であった。
○ こうした状況において、自宅や高齢者施設等からの救急搬送時などに、必ずしも患者・利用者本人の医療・ケアに
係る意思の確認ができず、結果として本人の意思に基づく医療・ケアが提供できない場合がある。

検討の視点


本人が望む場所でより質の高い看取りを実施できるようにするためには、どのような対応が考えられるか。
令和5年5月18日 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第3回)資料1抜粋

76