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【資料2】医療・介護連携、人生の最終段階の医療・介護 (71 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34837.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第222回 8/30)《厚生労働省》
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令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会 関連する課題・検討の視点
【テーマ1】地域包括ケアシステムのさらなる推進のための医療・介護・障害サービスの連携
主な課題
(1)医療・介護・障害サービスの連携
1)今後の重点的課題を踏まえた医療・介護連携について
○ 2040年を見据え、
・ 急増する85歳以上の年代では、認知症が疑われる人や認知症の人が大幅に増加するため、認知症高齢者に対する対応
・ 高齢者単独世帯や夫婦のみの世帯が増加するため、生活支援や住まいの支援も含めた対応
・ 限りある資源で増大する医療・介護ニーズを支えていくため、医療・介護サービスの提供体制の最適化
・ 都市部と地方の高齢化の差など、地域によって置かれている状況や課題が全く異なるため、今まで以上の地域の特性に
応じた対応
といった今後重点的に取り組むべき課題を踏まえ、医療と介護の連携を推進する必要がある。


また、医療と介護双方のニーズを有する高齢者に対し、それぞれの高齢者が“ときどき入院、ほぼ在宅(施設を含む)”
のどの場面においても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最期まで続けることができるよう、医療においてはより
「生活」に配慮した質が高い医療を、介護においてはより「医療」の視点を含めたケアマネジメントが求められている。



さらに、在宅においては、訪問介護や通所介護等の利用者と接する機会が相対的に多いサービス提供者が、支援する中
で得られた日常的な変化や気づきを、主治医や介護支援専門員、他のサービス提供者等と共有し、必要に応じてケアプ
ランの見直し等につなげていくことも求められている。

検討の視点


医療においてはより「生活」に配慮した質の高い医療を、介護においてはより「医療」の視点を含めたケアマネジメン
トを行うために必要な情報提供の内容や連携の在り方について、どう考えるか



とりわけ、在宅医療を推進する中で、必要不可欠となる在宅医療・介護の連携の更なる推進をどう図っていくか

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