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21  令和4年度診療報酬改定の概要 (調剤) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00008.html
出典情報 厚生労働省 保険局 (3/4)《厚生労働省》
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薬局での調剤業務の流れについて(令和4年改定)


薬局の調剤業務は、①患者情報等の分析・評価、②処方内容の薬学的分析、③調剤設計、④薬剤の調製・取りそろえ、
⑤最終監査、⑥患者への服薬指導・薬剤の交付、⑦調剤録、薬歴の作成などのステップから構成されている。



このうち、①、②、③は調剤管理料、④、⑤は薬剤調製料、⑥及びその後の継続的な指導等は服薬管理指導料で評価する
こととし、調剤管理料及び服薬管理指導料で実施した業務の内容は、調剤録・薬剤服用歴に記録する。

処方箋の受付、保険証の確認
調剤管理料

① お薬手帳、患者への聞き取り、薬剤服用歴等で
分析・評価する事項










① 患者情報等の分析・評価
お薬手帳、後発医薬品の希望有無、
薬剤服用歴(薬歴)等に基づく薬学
的分析・評価






問合わせ
(疑義照会を含む)



処方内容の薬学的分析

処方変更等



調剤設計

薬剤調製料

服薬管理
指導料



薬剤の調製・取りそろえ



最終監査

⑥ 調剤した医薬品の薬剤情報提
供、服薬指導、薬剤の交付
薬剤使用状況等の
継続的な把握・指導


調













患者の基礎情報(氏名、生年月日、性別等)
患者の体質(アレルギー歴、副作用歴)
薬学的管理に必要な患者の生活像
既往歴、合併症、他科受診の状況
併用薬等(処方薬、一般用医薬品、健康食品)
前回処方
服薬状況(残薬の状況を含む)
患者の服薬中の体調の変化
臨床検査値 等
評価結果を活用

② 処方内容の薬学的分析
ア 処方箋の記載内容の確認
・ 患者情報、保険情報、医療機関情報、処方箋使用
期限 等
















処方薬に関する薬学的分析
承認内容との適合(用法・用量等)
重複投与
併用禁忌、配合変化 等

ウ 患者情報に基づく薬学的分析
・ 併用禁忌、重複投与
・ 患者個人の状況を踏まえた用法・用量の適正性の
評価(例:腎機能、小児の体重) 等

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