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2009年02月26日(木)
臨床研修制度の見直し、最終的な「意見のとりまとめ」を公表 文科省
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文部科学省が2月26日に公表した、臨床研修制度のあり方等に関する検討会の「臨床研修制度等に関する意見のとりまとめ」の公表に関する報道発表資料。これは2月18日に同検討会において意見のとりまとめ案について議論が行われ、一部修正されたものを最終的に公表したもの。
資料では、検討会における意見のとりまとめの概要を示している。見直しの方向としては(1)研修プログラムの弾力化(2)募集定員や受入病院のあり方の見・・・
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2009年02月26日(木)
医師の臨床研修制度、都道府県別に募集定員の上限設定を検討 厚労省
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厚生労働省が2月26日に開催した、医道審議会の「医師分科会医師臨床研修部会」で配布された資料。この日は、検討会の意見のとりまとめについて議論された。
意見のとりまとめの概要では、(1)臨床研修制度導入以降の状況(2)基本的な考え方(3)臨床研修制度等の見直しの方向―について具体的な項目が記載されている(p5~p6参照)。
また、検討にあたってのたたき台(p7~p13参照)では、都道府県別募集定員の上限の考・・・
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2009年02月25日(水)
検討会の臨床研修制度に関するとりまとめ案は未だ不十分 日医見解
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日本医師会は2月25日に、「臨床研修制度のあり方に関する検討会」(以下、検討会)が2月18日にまとめた「医師臨床研修制度等に関する意見のとりまとめ(案)」に対する見解を公表した。
日医が提示する改革案においては、臨床実習の見直しを進め、医学部教育6年間に初期研修を1年間の7年間、一貫した教育・研修システムを確立し、地域で医師を育成していくことで、医師の偏在、不足の緩和に寄与する、としてきた。これを踏まえ・・・
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2009年02月18日(水)
国民の幸せを支える医療を 日医グランドデザイン2009
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日本医師会は2月18日に「グランドデザイン2009」を公表した。これは、2007年に公表された「グランドデザイン2007」に状況の変化等を踏まえて、必要と思われる部分を新たに書き加えたもの。
グランドデザイン2009は、第1部が「安心と幸せのための医療」、第2部が「国民を守る医療制度とその財源」で構成されている(p3参照)。
国民が考える重点課題として、療養病床削減計画や平均在院日数の短縮化により病院から早期退・・・
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2009年02月18日(水)
医師の臨床研修制度の見直し案をとりまとめ 文科省検討会
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文部科学省と厚生労働省が2月18日に開催した、臨床研修制度のあり方等に関する検討会で配布された資料。この日は、臨床研修制度等に関する意見のとりまとめ(案)が提示された。
案では、平成16年度に義務化された医師臨床研修制度の導入をきっかけに、大学病院が担ってきた地域の医療機関への医師の派遣機能が低下し、地域における医師不足問題が顕在化・加速したと指摘している(p4~p5参照)。
見直しの方向性として、・・・
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2009年02月18日(水)
市場拡大再算定の在り方について議論 薬価専門部会
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厚生労働省が2月18日に開催した中医協の薬価専門部会で配布された資料。この日は前回会合に引き続き、平成20年度薬価制度改革において引き続き検討を行うこととされた事項について、議論された。
今回は、市場拡大再算定の在り方について、平成22年度薬価制度改革で検討する事項(案)が示された(p2参照)。検討事項(案)としては、(1)市場拡大再算定がイノベーションの阻害になっているとの指摘(2)市場規模の伸びに・・・
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2009年02月17日(火)
基本的診療科の研修は1年間に 自民党・考える会提言
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自由民主党が2月17日に開催した、社会保障制度調査会医療委員会で配布された資料。この日は、臨床研修制度に関する提言等が提示された。
この提言は2月5日に「自民党医師臨床研修制度を考える会」が行ったもの。提言の主な内容は(1)研修の期間・内容の見直し(2)定員の配分・病院指定基準の見直し(3)医学部教育・定員の見直し(4)関連する対策―の4点である。研修医が大学に戻るよう、基本的診療科の研修は1年間とし、各・・・
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2009年02月13日(金)
次期診療報酬改定に向けた医療技術の評価・再評価、在宅医療も対象に
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厚生労働省が2月13日に開催した、中医協の診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会で配布された資料。この日は、平成20年度改定における評価と、次期診療報酬改定に向けた医療技術の評価・再評価について議論された。
平成20年度改定は、臨床医を中心としたワーキンググループによる一次評価及び医療技術評価分科会における二次評価を行い、中医協の基本問題小委員会へ報告を行っており、次期改定においても平成20年度改定と・・・
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2009年02月13日(金)
地域や診療科に必要な医師を養成・確保するための方策、関係者からヒアリング
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文部科学省が2月13日に開催した、医学教育カリキュラム検討会で配布された資料。この日は、地域や診療科に必要な医師を養成・確保するための方策として、関係者からヒアリングが行われた。
資料には、地域や診療科に必要な医師を養成・確保に関する基礎資料として、地域医療を担う(1)医師養成の現状(2)医師の養成に関する取組―がまとめられたものが提示されている(p5~p11参照)。その中で、地域医療機関と連携した臨床・・・
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2009年02月09日(月)
臨床研修制度の見直しのたたき台に対し、身分保障等の充実を要望 保団連
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- 臨床研修制度の見直し「まとめの骨子(たたき台)」への意見(2/9)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療提供体制
このたたき台に対して保団連は、臨床研修の制度自体は、長年に渡る医学生の運動や無給医の全国運動があって実現したことを忘れず、積極的に評価すべき、としている。また、・・・
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2009年02月06日(金)
治験依頼に関する書式などを改正 厚労省通知
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厚生労働省は2月6日付けで都道府県の衛生主管部(局)長宛てに、「治験の依頼等に係る統一書式について」の一部改正に関する通知を出した。この改正は、「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(GCP省令)」の一部改正に基づき、昨年10月にGCP省令の運用を定めた通知が出されたことに伴うもの。
主な改正点は、前文において(1)文書名「前文」(2)「参考書式」の位置づけ(3)統一書式入力支援システムの説明―を記載する・・・
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2009年02月05日(木)
治験副作用等の定期報告通知などに関するQ&Aを取りまとめ 事務連絡
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厚生労働省は2月5日付けで都道府県の衛生主管部(局)宛てに、「治験副作用等の定期報告及び治験審査委員会の会議の記録の概要の作成等に関するQ&Aについて」の事務連絡を送付した。
薬事法施行規則に基づく「治験副作用等の定期報告」及び、医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令(GCP省令)に基づく「治験審査委員会の会議の記録の概要の作成等」に関しては、それぞれの規則、省令の一部改正に伴い平成20年10月に通知が・・・
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2009年02月02日(月)
平成19年度医学部卒業者の卒後翌年度の県内定着率、半数にも満たない結果
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文部科学省が2月2日に開催した、「医学教育カリキュラム検討会」の初会合で配布された資料。この検討会は、臨床研修制度の見直し、医師不足への対応など医学教育をめぐる状況を踏まえ、医学教育のカリキュラムに関する専門的事項について検討を行うために設置された。
主な検討事項は、(1)臨床研修の見直しを踏まえた医学教育の改善・充実方策(2)医師として必要な臨床能力の確実な習得を確保する方策(3)地域や診療科に必・・・
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2009年02月02日(月)
臨床研修制度、従来必修とされた科目は将来のキャリアに応じて選択制を提案
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文部科学省と厚生労働省が2月2日に開催した、臨床研修制度のあり方等に関する検討会で配布された資料。この日は、まとめの骨子(たたき台)が提示された。
まとめの骨子(たたき台)では、臨床研修制度のあり方について、(1)制度導入から約5年が経過した今日の課題(2)基本的な考え方(3)見直しの方向―がまとめられている(p5~p7参照)。見直しの方向としては、「プログラムの弾力化」「受入病院の募集定員や基準の見直・・・
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2009年01月30日(金)
確かな臨床能力を備えた歯科医師養成方策、第1次報告書案を提示 文科省
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文部科学省が1月30日に開催した、歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議で配布された資料。この日は、第1次報告(案)が示された。
第1次報告案は「確かな臨床能力を備えた歯科医師養成方策」と題され、(1)歯科医師としての必要な臨床能力の確保(2)優れた歯科医師を養成する体系的な歯学教育の実施(3)歯科医師の社会的需要を見据えた優れた入学者の確保(4)未来の歯科医療を拓く研究者の養成―についてまとめ・・・
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2009年01月30日(金)
臨床研修制度について、研修医からヒアリング 自民党医療委員会
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自由民主党が1月30日に開催した「社会保障制度調査会医療委員会」で配布された資料。この日は、臨床研修制度等について、厚生労働省からの現状報告と、臨床研修医からのヒアリングが行われた。
厚労省は、臨床研修制度について、これまでの経緯と実施状況などを示している。平成20年4月1日現在、単独型・管理型で臨床研修を実施しているのは、臨床研修病院1004病院で、大学附属病院では109病院となっている(p6参照)。
・・・
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2009年01月27日(火)
病腎移植の臨床研究等は臨床研究倫理指針を遵守のこと 厚労省通知
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厚生労働省が1月27日付けで都道府県等の衛生主管部(局)長宛てに出した通知で、「臓器移植に関する法律」の運用に関する指針(以下、臓器移植法ガイドライン)の取扱いに関するもの。「臨床研究に関する倫理指針」が本年4月から施行されること等を踏まえて、その趣旨等が示された。
改めて周知徹底が求められているのは、(1)いわゆる病腎移植の臨床研究の実施に際し、対象疾患についてはガイドラインで特に制限していないこ・・・
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2009年01月20日(火)
地域医療の確保について、関係団体からヒアリング 自民党医療委員会
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自由民主党が1月20日に開催した「社会保障制度調査会医療委員会」で配布された資料。この日は、地域医療の確保について、日本医師会、日本歯科医師会、日本看護協会、日本薬剤師会、日本女医会の各関係団体からヒアリングを行った。
日医は「国民が安心できる最善の医療を目指して」とする資料を提示し(1)地域医療対策協議会の充実、活用(2)女性医師バンクなど医師の再就業支援事業の推進、充実(3)初期臨床研修の見直し・・・
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2009年01月14日(水)
各種ワクチンについて予防接種後副反応報告書を公表 厚労省
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厚生労働省は1月14日に、平成18年度の「予防接種後副反応報告書」を公表した。これは、平成18年4月1日から平成19年3月31日までの間に厚労省に報告された予防接種後副反応報告を報告基準にある臨床症状ごとに単純集計し、まとめたもの(p2参照)。
報告書では(1)DPT、DT(2)麻しん(3)風しん(4)MR(5)日本脳炎(6)ポリオ(7)BCG(8)インフルエンザ―のワクチンについて、報告のあった症例がまとめられている・・・
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2009年01月09日(金)
抗悪性腫瘍薬の非臨床評価(案)について、意見・情報を募集 厚労省
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厚生労働省は1月9日に、「ICH S9:抗悪性腫瘍薬の非臨床評価(案)」に関する意見や情報について募集を開始した。
資料には、日米EU医薬品規制調和国際会議(ICH)における「抗悪性腫瘍薬の非臨床評価(案)」が掲載されている(p3~p11参照)。
なお、意見や情報の募集は、平成21年3月9日まで受け付けている(p1参照)。
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2008年12月26日(金)
「臨床研究に関する倫理指針」Q&Aの周知を求める 厚労省
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厚生労働省はこのほど、都道府県衛生主幹部(局)長等宛てに、「臨床研究に関する倫理指針」質疑応答集(Q&A)の周知を求める通知を出した。
このQ&Aは、昨年7月の「臨床研究に関する倫理指針」の改訂に伴い本指針の運用窓口に寄せられた疑義照会等を検討してとりまとめたもの。(1)基本的考え方(2)研究者等の責務等(3)倫理審査委員会(4)インフォームド・コンセント(5)試料等の保存及び他の機関等の試料等の利用―の・・・
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2008年12月22日(月)
メディカルスクールに関する検討内容を報告、導入を提言 四病協
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四病院団体協議会のメディカルスクール検討委員会は、このほど報告書を公表した。メディカルスクールは、大学の学部4年間において幅広い教養教育の学習を修了し卒業した者を対象として、医療に関する専門的な学修を集中的に行う医学教育システムであり、米国を中心に行われている。
報告書では、メディカルスクールの導入を提言している。具体的には、4年間の大学教育課程修了者(学士)の中から、良き臨床医になりたいという・・・
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2008年12月22日(月)
歯科医師臨床研修施設、歯科医業の実情に配慮した指定基準の見直しを
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厚生労働省は12月22日に、歯科医師臨床研修推進検討会の報告書を公表した。報告書では、(1)臨床研修施設群方式の推進(2)研修管理委員会の役割等(3)歯科医師臨床研修に係る評価等(4)その他の課題―について、これまでの議論をまとめている(p2~p17参照)。
臨床研修施設の指定基準については、歯科診療所及び病院歯科を中心に行われている歯科医業の実情に配慮した指定基準の見直しを策定すべき、としている・・・
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2008年12月17日(水)
臨床研修制度のあり方、論点整理と検討の方向性(たたき台)を提示
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文部科学省と厚生労働省が12月17日に開催した、臨床研修制度のあり方等に関する検討会で配布された資料。この日は、論点整理と検討の方向性について(たたき台)が提示された。
たたき台では(1)地域偏在への対応(2)診療科偏在への対応(3)臨床研修の質の向上(4)一貫した医師養成―について、論点と検討の方向性が示されている(p84~p85参照)。研修プログラムの設定にあたっては、医師不足の診療科を選択する研修医が・・・
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2008年12月17日(水)
医薬品や臨床検査の保険適用について報告 中医協総会
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厚生労働省が12月17日に開催した中医協総会で配布された資料。この日は、医薬品や臨床検査の保険適用について報告が行われた。
大動脈へのカテーテルの経皮的配置を容易にするために用いる「ゴアイントロデューサシース」、患者自身の皮膚組織を採取・培養・形成して患者自身に使用する自家培養表皮「ジェイス」などが、医療機器にかかる保険適用決定区分案として掲載されている(p3~p7参照)。
また、平成20年12月1日よ・・・
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