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生物学的製剤基準の一部改正について (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29435.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会(令和4年度第14回 11/28)《厚生労働省》
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成人用沈降ジフテリアトキソイド、沈降破傷風トキソイド、
沈降ジフテリア破傷風混合トキソイド、
沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン、
沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(セービン株)混合ワクチン、
沈降精製百日せきジフテリア破傷風不活化ポリオ(ソークワクチン)混合ワクチン
の異常毒性否定試験の生物学的製剤基準からの削除について

国立感染症研究所

異常毒性否定試験は、ワクチン・血液製剤等のロットの均一性を確認する品質管理試験として
長年に渡って用いられて来た試験であるが、2018 年 WHO ECBS において生物学的製剤の安全性や
品質を保証するには、異常毒性否定試験を実施するよりも、GMP や包括的に品質管理が確認され
る現在の製造管理がより適切であると考えられることから、生物学的製剤に異常毒性否定試験を
実施しない方針となった。以降この方針について世界的に協力が求められている。
FDA および EMA ではそれぞれ 2015 年、2019 年に異常毒性否定試験が削除された。日本では、
SLP 審査導入を機に異常毒性否定試験を継続して実施する必要のない製剤には生物学的製剤基準
(以下、生物基)に試験省略を可能とする規定を導入して来たが、国際調和への協力のため現在
WHO の方針に沿って製剤毎に試験の削除を進めている。
今回、標記の 6 製剤について、2012 年から 2021 年までの 10 年間を対象期間とし、この期間
における異常毒性否定試験の検定および自家試験の結果を評価し、生物基から試験の削除の可能
性について検討した。
その結果、対象期間において異常毒性否定試験の結果は全ての製剤の全ロットで合格してお
り、検定および自家試験で共にロットの均一性に問題が無いことを確認した。これらのことから
GMP や現在の製造工程の品質管理が十分に機能して品質が安定して維持されていることが確認で
きたため、WHO の方針に従って生物基から異常毒性否定試験を削除しても、今後もこれまでと同
等の品質管理が可能であると考えられた。
本結論について所内検定検査業務委員会(2022.9.30)及び検定検査協議会(2022.10.6)にて
議論の上、承認を得たため国立感染症研究所の意見として厚生労働省に報告する。

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