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参考資料 地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について(参考資料) (191 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29048.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第101回 11/14)《厚生労働省》
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地域包括支援センターのブランチとして小規模多機能型居宅介護等を活用している例(石川県加賀市)
○石川県加賀市では、多様化する相談に対応するため、24時間365時間対応機能を有する地域密着型サービス事業所にブランチ機能を委託。
○地域密着型のブランチが核となり地域の多様な相談に対応し、市の基幹型地域包括支援センターを統合する相談支援課が包括的にバックアップする体
制を構築。

3つの機能をブランチが有することで、
①早めの出会いと身近で相談しやすい拠点に
⇒地域での身近な相談対応やすぐに駆け付けら
れる体制
②どんな状態になっても地域で暮らし続けられ
る体制へ
⇒介護保険サービス利用の有無にかかわらず
「柔軟性」「緊急時対応」「訪問機能の充実」が
必要。
③地域で住民主体の生活支援の体制構築へ
⇒介護問題を住民が自身のこととして捉えられる
ような地域全体で支える仕組み、機会の創出
へ。

他課・他分野とのネットワーク

【加賀市相談支援課】
〇生活保護
〇ひきこもり支援

〇生活困窮者支援
〇孤独・孤立支援

〇消費生活センター
〇行政相談

など

【加賀市基幹型地域包括支援センター(市直営)】
〇総合相談支援
○権利擁護
〇包括的・継続的ケアマネジメント支援
〇介護予防ケアマネジメント業務

支援方針やつなぎ先の
窓口などの相談

連携

〇在宅医療・介護連携推進
〇生活支援体制構築
〇認知症総合支援事業
〇障がいのある人の相談窓口

社会福祉協議会
民生児童委員
NPO法人 など

など

バックアップ(同行訪問・
ケース会議支援・研修会)

【地区地域包括支援センター(ブランチ)】

【相談支援事業所】

市内16の地域密着型サービス事業所(小規模多機能型居宅介護事業所等)
ブランチでの相談対応件数は増加する一
方で基幹型での相談対応件数は横ばい







介護福祉課
建築課(市営住宅)
税料金課
教育委員会
子育て支援課
健康課 など

身近な
相談窓口

ブランチ業務(個別援助業務)
○地区高齢者の個別相談・支援 ○24時間365日の対応

地域づくり

地域福祉コーディネート業務
○地域資源の把握・開発、担い手育成・活躍する場の確保
○交流活動の開催支援

健康づくり

介護予防と健康づくり(疾病予防・重症化予防)連動
○地区高齢者の生活習慣病の重症化防止(個別支援)
○地域へのフレイル予防の啓発普及

市内6事業所

障がいのある人の相談
窓口

連携

個別援助業務
○地区の障がいのある
人の個別相談・支援
○24時間365日緊急
時等の対応

多様な相談

【地域】

高齢者、ひきこもり、就労支援、健康、認知症、統合失調症や躁うつ病、アルコール依存症等精神疾患、身寄りの
ない方、医療につながっていない人などの相談など。

(資料出所)独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成事業「小規模多機能の包括的支援機能強化事業」(特定非営利活動法人コレクティブ)における加賀市作成資料をもとに老健局認知症施策・地域介護推進課で再構成

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