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資料3-4:山内参考人提出資料 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28756.html
出典情報 腎疾患対策及び糖尿病対策の推進に関する検討会(第1回 10/28)《厚生労働省》
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1.HbA1c検査の実施

修正・追記

・経緯
 過去の医療計画での状況: 第6次 →なし、第7次→ 同一指標
・特徴(過去の指標活用状況など)
 【プロセス】、【初期・安定期】に組み込まれている
 第7次の定義ではHbA1cの算定件数であった(毎月HbA1cを検査している患者を12件と換算)
 臨床的意義の観点から、“算定件数”ではなく、“算定している糖尿病患者数”などの方がよい
と考える
 今後医政局等の調整にて、可能であれば“糖尿病患者のうち1年に1度以上検査をしている者
の比率”も医療の質指標として良いだろう
 都道府県アンケート(医政局)において、指標として参考と回答した都道府県はない

・定義案 (下記①もしくは②を軸に今後検討する方向)
 出典調査名:NDB
 ①1年間で糖尿病薬処方が1度以上、HbA1c検査が1度以上あった、糖尿病患者の数
②1年間で糖尿病薬処方が1度以上あった糖尿病患者のうち、HbA1c検査が1度以上あっ
た糖尿病患者の比率
 最小集計単位:都道府県

HbA1cもしくはグリコアルブミン(GA)検査の実施
・特徴
 項目22とは、“GA”を追加したところのみが異なっている
 全ての糖尿病患者に対して、HbA1cでの評価が推奨されているわけではない
(例えば、透析患者など貧血の患者には、HbA1cではなくGAの測定が推奨されている)

・2回目投票結果、9点満点で中央値9、一致度Aで採用 (中央値のある区分の外に4名以下、区分:低1-3,中4-6,高7-9の3区分)
・HbA1cのみよりも、GAを入れる方が、より診療の質を把握できるため望ましいという意見であった
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