転職者数の動向
○ 転職者数（過去１年以内に離職経験のある就業者）の推移をみると、2011年以降、堅調に増加していたが、2020
年の感染症の影響により大幅に減少し、2021年は、２年連続の大幅減となった。
○ 前職を離職した理由別に転職者数の前年差をみると、2021年は、2020年に続き「より良い条件の仕事を探すた
め」に離職した者の数が大幅に減少した。
（２）前職離職理由別にみた転職者数の推移（前年差）

（１）転職者数の推移
400

（万人）

（前年差、万人）
30

350 327 325 323

340 346 346 335

353
320
283 284 286 287

300

307
291 299

311

330

20

321
290

10

250

0

200

-10

150

-20

100

-30

50

-40

0

-50
2002 03

04

05

06

07

08

09

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21（年）

2003 04

05

06

07

08

09

10

会社倒産・事業所閉鎖のため
事業不振や先行き不安のため
より良い条件の仕事を探すため
介護・看護のため
その他
資料出所
（注）

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21（年）

人員整理・勧奨退職のため
定年又は雇用契約の満了のため
結婚・出産・育児のため
家事・通学・健康上の理由のため
理由計

総務省統計局「労働力調査（詳細集計）」をもとに厚生労働省政策統括官付政策統括室にて作成
１）転職者とは、就業者のうち前職のある者で、過去1年間に離職を経験した者をいう。
２）転職者数の推移については、時系列接続用数値による。2011年の数値は東日本大震災の影響により全国集計結果が存在しないため、補完推計値(新基準）を使用している。
３）前職離職理由別転職者数の推移については、前職が非農林業雇用者で過去１年間の離職者数。
４）前職離職理由別転職者数の推移については、2011年は全国集計結果が存在しないため、2012年については2010年との差である。
５）2018年～2021年までの前職離職理由別にみた転職者数の数値は、ベンチマーク人口を2020年国勢調査基準に切り替えたことに伴い、新基準のベンチマーク人口に
基づいた数値。
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