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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27763.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第36回 9/2)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【1】小児(5ー11歳)の新型コロナワクチンの接種について
(1)小児(5-11歳)の新型コロナワクチンに関する科学的知見等

2022年8月31日時点

小児を対象とした新型コロナワクチンの諸外国の状況(初回接種)
5-11歳の小児に対する初回シリーズ接種について、米国、カナダ、フランス、イスラエル、EUでは全ての小児に対
して接種を推奨しており、英国、ドイツ、WHOはより限定的な推奨をしている。

国・地域

基本方針の 認可されている
発出機関
ワクチン
5-11歳の小児を対象とした初回シリーズ接種に関する基本方針

米国

CDC

ファイザー、
モデルナ※2



全ての小児に対して接種を推奨。(2021年11月2日)

英国

NHS

ファイザー、
モデルナ※2



重症化リスクが高い小児※1、または免疫不全者と同居している小児は接種すべき。
その他の小児も接種が可能。(2022年2月28日)

カナダ

NACI

ファイザー、
モデルナ※2



全ての小児に対して接種を推奨。(2022年1月25日)

フランス

保健省

ファイザー、
モデルナ※2



全ての小児に対して接種を推奨。(2021年12月22日)

ドイツ

保健省

ファイザー、
モデルナ※2



小児が基礎疾患を有する場合や重症化リスクのある者と接触のある場合は接種を
推奨。(2021年12月17日)
既往歴のない小児に対しては単回のみの接種を推奨。但し、個人や保護者が希望
する場合は2回接種し得る。(2022年5月24日)


イスラエル 保健省

ファイザー



全ての小児に対して接種を推奨。(2021年11月22日)

国際連合

WHO

ファイザー



基礎疾患があり重症化する重大なリスクがある小児に対して接種を推奨。各国は、
より優先度の高いグループの高い接種率(初回シリーズ、追加接種)が達成され
た時に接種を検討すべき。(2022年1月21日)

EU

EMA

ファイザー、
モデルナ※2



諮問機関であるCHMPは、接種の適応年齢を5-11歳まで拡大することを推奨。
(2021年11月25日)

注 主要国においては、日本のように努力義務の規定は設けられていない。
※1 慢性肺疾患、慢性心疾患、慢性腎疾患、慢性肝疾患、慢性消化器疾患、慢性神経疾患、内分泌疾患、免疫不全、無脾症または脾機能疾患、複数の臓器に影響を及ぼす重症遺伝子異常、妊娠
※2 6-11歳に対して承認
Source: CDC, NHS, UKHSA, MHRA, NACI, フランス保健省, ドイツ保健省, Israel Ministry of Health, WHO, EMA, EMA

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