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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27763.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第36回 9/2)《厚生労働省》
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2.本日の論点: 【1】「オミクロン株対応ワクチン」の接種について
(2)2022年秋以降における「オミクロン株対応ワクチン」による予防接種について

2022年秋以降の新型コロナワクチン追加接種の諸外国の状況
接種対象者について

2022年8月31日時点
(米国については9月1日時点)

諸外国から、2022年秋の新型コロナワクチンの追加接種方針が発表されている。
国・地域
米国

推奨の
発出機関 2022年秋の追加接種予定対象者
CDC
 ACIP(予防接種諮問委員会)において、二価ワクチン
(起源株/BA.4/5株)について、ファイザー社製ワクチン
を12歳以上、モデルナ社製ワクチンを18歳以上に対して
推奨することを、賛成多数で可決。(2022/9/1)

英国

JCVI

カナダ

NACI

フランス

HAS

ドイツ

保健省

2022年秋の追加接種に関する方針



ACIPの議決においては、単回の追加接種を、最後の接種から
2ヵ月以上の間隔をあけて実施すべきとされている。
(2022/9/1)

18歳以上の人に対してはオミクロン株対応ワクチン(BA.1対
応型)または従来型ワクチンが使用されるべき。5-17歳の
人に対しては従来型ワクチンが使用されるべき。
前回接種から少なくとも3か月の間隔を空けて接種されるべ
き。(2022/8/15)
 追加接種が提供されるべき:65歳以上の高齢者、長期療養  使用ワクチンは多価ワクチンに関するエビデンスが入手可能と
施設入所者やその他施設に居住する高齢者、12歳以上で基
なってから推奨を発表予定。
礎疾患を有する者、先住民集落居住者又は出身者、
 前回の新型コロナワクチン接種から6か月以上の間隔を空けて
特定の人種や社会から疎外されたコミュニティーに属する
接種し得る。 疫学的状況や実施の容易さに応じて接種間隔は最
者、12歳以上の共同生活者。
短3か月まで短縮し得る。
 追加接種し得る:12ー64歳の者。
(2022/6/29)
 追加接種が提供されるべき:重症化のリスクが最も高い集 (使用ワクチンについては記載なし。)
団(特に免疫不全者とその周辺の者、65歳以上及び/又は  人員や物流の理由から、新型コロナワクチン接種の開始日を
重症化リスクと考えられる基礎疾患を持つ者)。
季節性インフルエンザのワクチン接種の開始日に決定するこ
 追加接種が検討されるべき:医療従事者。
とを検討するべき。(2022/5/12)
(未発表)
(未発表)



追加接種が提供されるべき:高齢者向け介護の入居者とス 
タッフ、第一線の医療・社会福祉従事者、50歳以上の者、
5ー49歳のハイリスク者、免疫抑制者と家庭内接触のある

5-49歳の者、16ー49歳の介護者。

イスラエル 保健省

(未発表)

国際連合

WHO

(未発表)

EU

EMA




追加接種が提供されるべき:重症化リスクのある集団、例
えば、60歳以上の高齢者やハイリスク者。
オミクロン株対応ワクチンが感染・伝播に対する高い予防
効果を示す場合に追加接種が検討されるべき:
医療・介護従事者。(2022/7/11)

Source: JCVI, NACI, HAS, イスラエル保健省, WHO, EMA

(2022/6/8の専門家委員会ではデータ不足のため推奨の合意
に至らず。)
(2022/5/17の声明で、冬期がある国々では、初回シリーズの
完了率やハイリスクグループへの追加接種率を向上させる必要
があると表明。)
(使用ワクチンや接種方法については記載なし。)

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