へき地医療の沿革について
○ 無医地区等住民の医療確保のため昭和31年度より11次にわたる年次計画を策定し、地域の実情により各種施策を
実施。
○ 平成26年度へき地保健医療対策検討会において、「第11次へき地保健医療計画」の実施期間を平成29年度まで延
長し、平成30年度からは、「第７次医療計画」に一体化した。
○ 「へき地の医療体制構築に係る指針」において、へき地の医療体制を構築する各機能における目標等が示されている。

【計画年度】
（へき地保健医療計画）
・第１次計画（昭和31年度～昭和37年度）
・第２次計画（昭和38年度～昭和42年度）
・第３次計画（昭和43年度～昭和49年度）
・第４次計画（昭和50年度～昭和54年度）
・第５次計画（昭和55年度～昭和60年度）
・第６次計画（昭和61年度～平成２年度）
・第７次計画（平成３年度～平成７年度）
・第８次計画（平成８年度～平成12年度）
・第９次計画（平成13年度～平成17年度）

・第10次計画（平成18年度～平成22年度）
・第11次計画（平成23年度～平成29年度）
※第10次計画より都道府県ごとに
へき地保健医療計画を作成。

（医療計画）
・第７次計画（平成30年度～令和５年度）

【主な内容】※新規事項を記載
へき地診療所の整備
患者輸送車、巡回診療車等の整備
へき地担当病院医師派遣事業（S60年度終了）、へき地勤務医師等確保修学資金（H2年度終了）
へき地保健指導所の整備・運営、へき地中核病院（H15～へき地医療拠点病院）の整
備・運営
医療情報システムの導入（へき地診療所診療支援システム）
へき地診療所の設備整備、研修機能の強化（へき地診療所の医師等の医療技術の向上）
へき地勤務医師等確保事業（ローテイト計画）、へき地医療担当指導医の養成・育成
へき地医療支援病院（H15～へき地医療拠点病院）の運営、へき地診療所の運営（訪
問看護への加算措置）
へき地医療支援機構の設置（※）、へき地医療拠点病院群の整備・運営
（※）「へき地保健医療対策事業について」（平成13年５月16日付け医政発第529号厚生労働省医政局長通知）

へき地医療支援機構の機能強化（非常勤医師配置）、へき地医療情報システムにおけ
る相談体制の整備
へき地医療支援機構の機能強化（キャリアパス育成機能、ドクタープール機能）、
「全国へき地医療支援機構等連絡会議」の設置

医療計画と一体化、へき地医療拠点病院の活動目標を提示（へき地における巡回診療、
へき地への医師派遣、代診医派遣の実績が年間12回（月１回）以上）
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