よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○最適使用推進ガイドラインについて-2-1 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00148.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第522回 6/1)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

有効性に関して、1≦TC<50%の患者集団では、DFS については TC≧50%の患者集
団と異なる傾向が認められ(表 4、図 10)、OS については BSC 群と比較して本剤群
で下回る傾向が認められた(表 5、図 11)。
なお、PD-L1 の発現状況によらず、本剤の安全性プロファイルは同様であった。

本剤群

BSC 群

No.at risk

Time (Months)

No.at risk

本剤群

本剤群

本剤群

BSC 群

No.at risk

Time (Months)

BSC 群

BSC 群

本剤群

本剤群

図 10

BSC 群

Time (Months)

本剤群

Probability of Disease-Free Survival (%)

BSC 群

Probability of Disease-Free Survival (%)

BSC 群

No.at risk

本剤群

Probability of Disease-Free Survival (%)

Probability of Disease-Free Survival (%)

表 4 腫瘍組織検体における PD-L1 の発現状況別の DFS(Ⅱ又はⅢA 期集団)
(IMpower010 試験、2021 年 1 月 21 日データカットオフ)
中央値[95%CI]
ハザード比
交互作用の
PD-L1 発現
投与群 例数
(カ月)
[95%CI]
p値
181
本剤
36.1[30.2, NE]
TC<1%
0.971[0.718, 1.314]*1
BSC
202
37.0[28.6, NE]
0.0654
248
本剤
NE[36.1, NE]
TC≧1%
0.659[0.495, 0.877]*2
BSC
228
35.3[29.0, NE]
133
本剤
32.8[29.4, NE]
1≦TC<50%
0.868[0.600, 1.256]*1
BSC
114
31.4[24.0, NE]
0.0192
115
本剤
NE[42.3, NE]
TC≧50%
0.432[0.272, 0.684]*1
BSC
114
35.7[29.7, NE]
*1:非層別 Cox 比例ハザードモデル、*2:性別(男、女)、組織型(SQ-NSCLC、NSQ-NSCLC)
及び病期(Ⅱ、ⅢA)を層別因子とした層別 Cox 比例ハザードモデル

BSC 群

Time (Months)

PD-L1 の発現状況別の DFS の Kaplan-Meier 曲線(Ⅱ又はⅢA 期集団、IMpower010 試験)
(左上図:<1%、右上図:≧1%、左下図:1≦TC<50%、右下図:≧50%)

15

ページ内で利用されている画像ファイルです。