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○最適使用推進ガイドラインについて-2-1 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00148.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第522回 6/1)《厚生労働省》
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⑥国際共同第III相試験(IMpower010試験)
プラチナ製剤を含む術後補助療法後の術後病理病期IB期(腫瘍径 ≥4 cm)~ⅢA期
(UICC/AJCC病期分類第7版)の非小細胞肺癌患者1,005例(日本人117例を含む)を対象
に、本剤1,200 mgの有効性及び安全性を支持療法*1(以下、
「BSC」という。)と比較する
第Ⅲ相試験を実施した*2。中間解析の結果、PD-L1陽性(腫瘍細胞におけるPD-L1発現率
(TC)が1%以上)のⅡ又はⅢA期集団において、本剤群(248例)でBSC群(228例)と
比較して主要評価項目である無病生存期間(以下、
「DFS」という。
)の有意な延長が認
められ(ハザード比[95%信頼区間]0.659[0.495, 0.877]
、P = 0.0039[層別log-rank検
定]、有意水準両側0.0370)、中央値[95%信頼区間]は本剤群で中央値未達[36.1, 推定
不能]、BSC群で35.3[29.0, 推定不能]カ月であった(2021年1月21日データカットオフ、
図7)

*1:プラチナ製剤を含む術後補助療法後に治験薬の投与はされず、観察のみ行った。
*2:本剤 1,200mg を Q3W で最大 16 回投与した。

図7 DFSのKaplan-Meier曲線(IMpower010試験)
(PD-L1陽性(TC≧1%)のⅡ又はⅢA期集団)

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