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資料4-3 これまでのワーキンググループにおける構成員からの主なご意見 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25905.html
出典情報 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第5回 5/27)《厚生労働省》
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⑮ 薬剤師の業務としては、①不調を訴える患者へのセルフケアの支援(病状の確認(必要







に応じた受診勧奨)+生活指導)、②慢性疾患の薬学的管理(処方薬の調整((フォローア
ップを含む)+生活指導)が考えられる。生活指導については、疾患の状況確認を含めた
健康管理コンサルテーションができると良い。
薬剤師が患者の日常生活管理に関わることが重要であり、5疾病に関する知識の習得や、
医療機器として承認を受けた IoT デバイス等を効果的に活用・管理できる知識・技能の
習得が必要。
重要な治験における登録患者と有効性・安全性に関する情報の理解。
有効性と安全性の評価に必要な薬剤の適応となる疾患領域診断・治療ガイドラインの整
備が必要。
健康診断データを元にした、生活習慣の見直し、食事療法の提案・運動療法の提案も行

えるようになる。OTC 薬やサプリメントの把握ができれば、更なる提案も可能。
⑳ 薬剤師の IT リテラシーにも個人差が大きく、患者に指導、説明する薬剤師側の、セキュ
リティやプライバシー含めた IT リテラシー向上が急務であると考える。
(2)各論
21 副作用のフォローを製薬企業が活用することは重要。緊急承認の制度や、ドラッグラグ
の解消により海外で承認されていない医薬品増加しており、市販後の副作用報告は重要。
この場合、電子薬歴を整理して情報を抽出できるようにするには、ある程度テンプレー
トを活用することが必要。その意味では個別指導の中で行き過ぎた個別指導は改善して
いくべき。
【NSIPS 関係】
22 日本薬剤師会が提供する NSIPS(調剤システム処方 IF 共有仕様)について、薬局DXに
対応できるよう時代にあった仕様や規格の見直しを行ってほしい。
23 NSIPS の再構築はあり得る。関係する業界団体では JAHIS(一般社団法人保健医療福祉情
報システム工業会)があるので、そこに働きかけてはどうか。
【薬歴の記載等関係】
24 薬歴の記載でアシスト機能を使い定型文を使った場合に監査で認められない場合がある。
指導の在り方を考えてほしい。
※薬歴の記載等について以下のような意見があった。
・ 個別指導について、地域性や担当間の差があり、現場が対応で疲弊しているという
声がある。
・ 薬歴の記載は服薬指導と同じくらいかかっている。これを効率化する必要がある。
・ 記録については指導官でばらつきがある点は問題。記録の分量だけで評価されてい
るのではないか。
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