よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料4-3 これまでのワーキンググループにおける構成員からの主なご意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25905.html
出典情報 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第5回 5/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第2回ワーキンググループ
1.薬局薬剤師DX
論点1:電子処方箋、オンライン服薬指導、マイナポータルを通じた各種医療情報の共有
等のデジタル技術の進展を踏まえ、諸外国のDX動向を踏まえ、薬局薬剤師の業務はどの
ように変化していくべきか。
(1)総論
① 医療安全を高める観点でのDXの活用を進めていくべき。
② DXについては前向きに対応し、問題があればクリアするというスタンスで行くべき。
③ DXとはイノベーションをどう取り扱うか。昔に比べて機械も変わっており古い規制は
見直すべき。
④ DXで患者の利便性を高める観点が重要。医療アクセス向上する可能性がある。忙しい
現役世代はオンラインで利便性が高まればむしろ医療へのアクセスが高まるのではない
か。そういう意味ではDXはポジティブに捉えるべき。
⑤ 薬局は株式会社であり、最初にDXが進むことが期待できるのではないか。
⑥ 一部の薬局は先進的な取組を既に行っている。こういった取組みを評価し、推進してい
くことも必要ではないか。
【データ連係】
⑦ 在宅ではICTを活用して情報共有ができているが、外来ではできていない。外来では
薬局から医療機関への情報が一方通行になっている。また、薬局から提供したデータが
どのように活用されたかもわからない。
⑧ 薬局だけDXをやっても意味がない。電子カルテや地域で介護のシステムが統一されて
おらず良い現状ではない。
⑨ 昨今はサイバーセキュリティの確保が大変。マルウェアなどが医療機関にも届く状況。
対応には投資が必要だが、個別の病院での対策は難しいので国が支援を行うべき。
⑩ 既に、全国の地域医療連携ネットワークの中で実現しているデータ連係が多く、参考と
すべき。
⑪ 電子処方箋や電子カルテ情報の共有化を通じ、薬局が病名や直近の検査データ等にアク
セスできるようにする必要がある。
⑫ 薬剤師が閲覧できる情報を増やすとともに、介護とのデータ連係も行い、薬物治療に関
する積極的提案を医師に対して行うべき。
⑬ 電子処方箋、マイナポータル、電子版お薬手帳及び薬歴システムなど、情報が分散して
しまうとビックデータとして活用しがたいので、データ連係の仕組みを整備すべき。
⑭ 国の検討会で電子カルテの標準化、電子処方箋、電子版お薬手帳、PHR などの検討が開始
しており、本ワーキンググループで要望・提言を行ってはどうか。

【薬剤師の役割と資質向上】
5