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資料4-3 これまでのワーキンググループにおける構成員からの主なご意見 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25905.html
出典情報 薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ(第5回 5/27)《厚生労働省》
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第4回ワーキンググループ
1.地域における薬剤師サービスの提供
論点1:他職種及び病院薬剤師との連携を進める上でどのような取組が必要か。
(1)地域の関係機関の連携体制に積極的に薬局が関わっていくためにはどのような取組
が必要か。
(2)薬局薬剤師の在宅業務について、現在の取組状況や他職種からの期待等を踏まえ、
どのような業務を推進していくべきか。また、そのためにどのような取組が必要か。
(3)在宅対応の有無や対応する業務の内容を地域の関係者で共有できる取組を進めては
どうか。
(4)病院薬剤師との連携(薬薬連携)を進める上でどのような取組が必要か。
(1)地域の連携に薬局がかかわっていくために必要な取組み
① 日頃の会合や研修会などを通じて顔の見える関係を構築し、課題解決のための機会を継
続的に持つことが有用。
② 医師との連携では、例えば、外来で検査値や病名や健診結果等の情報を、在宅医療では
退院時や患家でのカンファレンスへの薬局薬剤師の参加等をそれぞれ活用することが
有用。
③ 熱心な薬局とそうでない薬局の差があるのが問題。カンファレンス等に参加することが
当たり前としていく必要がある。
④ 顔が見えること自体が重要ではない。仕事を通じて自然と顔が見える関係が構築できる
ことが重要。
⑤ 長期間務めているから連携がしやすいのではない。きちんと仕事をしているから連携が
できる。
⑥ 病院と薬剤師の連携については、病院にまず勤め、そこで病院の業務を理解することが
有用ではないか。
⑦ 連携の観点では症例検討会が有用。また、連携がうまく行っている場合、問題点をディ
スカンションできる。
⑧ 薬剤師会が関与すると、みんなで均等に利益を振り分けようとする場合がある。医師会
も同じ。できない人に水準をあわせるような弊害があるのではないか。
(2)薬局薬剤師の在宅業務で推進していくべきもの
① 退院時カンファレンスやサービス担当者会議に薬局薬剤師が参加できていない。
② 退院時カンファレンス時に薬局が決まっていない場合がある。
③ 退院時カンファレンスについて、地域連携室が薬局薬剤師に声がけすることを忘れてい
る場合がある。
④ 病院やケアマネージャーなどの他職種から薬局薬剤師の必要性を指摘してもらうこと
がよいのではないか。
⑤ 病院の地域連携室が薬局に参加をお願いすると、薬局が参加してくれる場合がある。病
院の地域連携室が薬局に声がけする流れを作ったらよいのではないか。
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