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令和8年厚生労働白書 概要版 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001751233.pdf
出典情報 令和8年版 厚生労働白書(9/29)《厚生労働省》
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第2章

2040年に向けた、医療・介護・障害福祉の現場における取組み
ーテクノロジー(ICT、AI、ロボット等)の活用による生産性向上ー

1.医療・介護・福祉分野における生産性向上の基本的考え方

◆2040年に向け、医療・介護・福祉サービス需要の増大・多様化が進む中で、質の高いケアを持続的に提供していく
には、生産性向上の視点が重要。
◆これらの分野における生産性向上は、単なる効率化・省力化が目的ではなく、業務の進め方や役割分担を見直し、
業務効率化による負担軽減を図りながら、
・ 創出された時間や人的資源を、直接的なケア・支援等に再配分し、サービスの質や安全性の向上を図るとともに、
・ 働きやすい職場環境の実現を図り、人材の確保や定着につなげることにより、
限られた人材の下でも持続的なサービス提供の確保を目指すもの。
◆このような効率化・省力化と安全で質の高いサービス提供の両立を支える手段として、ICTやAI、ロボット等のテ
クノロジーの積極的な活用が期待される。こうした取組みとともに、専門職種間での役割分担・業務内容の見直し
や専門職を補完する人材の育成・活用を組み合わせたタスク・シフト/シェアを進めることも重要。
<医療・介護・福祉の現場における業務(イメージ)>
直接ケア/業務

患者や利用者に直接関わるケ
アや支援等の業務

間接業務・周辺業務

<生産性向上に取り組む現場で期待される効果と地域への波及>
業務改善・生産性向上

患者や利用者に直接接しない
記録・情報共有・物品管理・調整
業務等の業務

・業務負担軽減
⇒ ・職場環境改善

(例)
職員の残業削減、休暇の確実な取得、
教育・研修機会の付与、
職員1人が対応できる患者・利用者
の増加

業務改善・生産性向上

役割分担の見直し、
テクノロジーの活用、タスクシフト

創出された時間を
直接ケア/業務へ再配分

⇒サービスの質や安全性の向上

人材の確保・定着

経営の安定化
・生産性向上による賃上げ原資の確保
・患者・利用者の増加による事業収益
の増加
⇒収益を活用した職員の賃上げ
⇒さらなる人材の確保・定着へ

収益を活用しながら、さらなる生産性向上投資

直接ケア/業務

間接業務・周辺業務

好循環

効率化

地域における持続的なサービス提供体制の一層の確保へ

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