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【資料2】日本訪問看護財団、全国訪問看護事業協会 (8 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76071.html |
| 出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第267回 9/16)《厚生労働省》 |
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認知症を有する者への質の高いケア提供に係る評価の充実
意見4
訪問看護
看多機
認知症の利用者が増加する中では、認知症を起因として医療ニーズが増大する事例もあり、医療的な
視点も含めたケアが重要となるケースも増えている。下記の介護・医療のニーズ双方を丁寧に紐解く必
要のある事例では、認知症看護、ケアに関する専門の研修を修了した看護師が、双方の視点でアセスメ
ントを行い、介入することで、BPSD25Q得点が低下するなどの効果も確認されている。こうした取
組については、専門管理加算の対象とするなど検討されたい。
訪問看護STに在籍している専門性の高い看護師の活動内容
訪問看護STに在籍している専門性の高い看護師の主な分野と人数
資格名
人数
専門看護師
222
資格名
認定看護師
人数
実践
困難事例のアセスメント 意思決定支援へのサポート
臨床推論、根拠の共有
教育
看護職・多職種向けのアセスメント教育・倫理教育 地域住
民向けの勉強会など
相談
スタッフ、外部関係者から相談された困難事例等の症状マネ
ジメント、看取りや認知症に関する家族からの相談対応、ACP
に関するコンサルテーション
調整
在宅療養を円滑にするための調整、入院・入所・退院・退所
時の調整 困難事例のコンフリクト対応
終末期医療、延命に関する倫理調整、虐待が疑われる際の調
整など
地域活動
オレンジカフェ、ケアマネジャー、地域包括支援センターか
らの相談対応、患者団体からの相談など
1260
がん
59
皮膚・排泄ケア
132
精神
34
緩和ケア
268
老人
18
認知症看護
103
慢性疾患看護
16
訪問看護
400
在宅看護
66
在宅ケア
88
そのほか
29
摂食嚥下障害
53
そのほか
216
出典:日本看護協会
困難事例
分野別所属先種別登録者数一覧(2025年12月末現在)より作成
出典:全国訪問看護事業協会 令和7年度 訪問看護ステーションにおける専門看護師および認定看護師の
実態調査より作成
60歳代 女性 夫と二人暮らし アルツハイマー型認知症 バセドウ病 Ⅱ型糖尿病
<経過>デイサービスを利用しつつ在宅で生活していたが夫の内服介助を拒否するなどのBPSDを発症し、夫へ包丁を向ける行為があったため、精神科病棟に
保護入院となった。入院中ケトアシドーシスとなりICU管理となったが状態安定後は精神科病棟に戻る。本人及び夫の希望で自宅退院を目指すこととなったが内
服薬の継続を条件に試験的に1週間の限定退院とし、生活できると判断できれば在宅療養とする方針となった。
〔当時の状態〕日常生活自立度Ⅳ 要介護2 BPSD25Q(認知症心理症状質問票) 重症度50点 負荷度51点
専門性の高い看護師はBPSD発症の要因を夫の対応によるものと推測し、短い時間の中で夫との関係性を時間軸で整理し、BPSDの発症要因を紐解いていっ
た。さらに糖尿病の厳格な食事制限もBPSDの要因ととらえ、主治医を通し糖尿病内科へ現在の血糖値を伝え、食事回数の制限を緩和してもらうよう調整を図っ
た。夫には本人がどんな時に暴言等が出るのか、理由は何か、どう対応すればよいかを聞き取り、助言をし、実際のやり取りを見てもらっていた。徐々にBPSDが
消失し、在宅療養の継続可能と判断され、精神科への外来通院が1回/週から1回/月に変更、在宅療養の継続ができている。
7
〔介入1か月後〕BPSD25Q 重症度7点 負荷度11点(改善) 全国訪問看護事業協会 令和7年度 訪問看護ステーションにおける専門性の高い看護師の活用や効果に関する調査研究より作成
意見4
訪問看護
看多機
認知症の利用者が増加する中では、認知症を起因として医療ニーズが増大する事例もあり、医療的な
視点も含めたケアが重要となるケースも増えている。下記の介護・医療のニーズ双方を丁寧に紐解く必
要のある事例では、認知症看護、ケアに関する専門の研修を修了した看護師が、双方の視点でアセスメ
ントを行い、介入することで、BPSD25Q得点が低下するなどの効果も確認されている。こうした取
組については、専門管理加算の対象とするなど検討されたい。
訪問看護STに在籍している専門性の高い看護師の活動内容
訪問看護STに在籍している専門性の高い看護師の主な分野と人数
資格名
人数
専門看護師
222
資格名
認定看護師
人数
実践
困難事例のアセスメント 意思決定支援へのサポート
臨床推論、根拠の共有
教育
看護職・多職種向けのアセスメント教育・倫理教育 地域住
民向けの勉強会など
相談
スタッフ、外部関係者から相談された困難事例等の症状マネ
ジメント、看取りや認知症に関する家族からの相談対応、ACP
に関するコンサルテーション
調整
在宅療養を円滑にするための調整、入院・入所・退院・退所
時の調整 困難事例のコンフリクト対応
終末期医療、延命に関する倫理調整、虐待が疑われる際の調
整など
地域活動
オレンジカフェ、ケアマネジャー、地域包括支援センターか
らの相談対応、患者団体からの相談など
1260
がん
59
皮膚・排泄ケア
132
精神
34
緩和ケア
268
老人
18
認知症看護
103
慢性疾患看護
16
訪問看護
400
在宅看護
66
在宅ケア
88
そのほか
29
摂食嚥下障害
53
そのほか
216
出典:日本看護協会
困難事例
分野別所属先種別登録者数一覧(2025年12月末現在)より作成
出典:全国訪問看護事業協会 令和7年度 訪問看護ステーションにおける専門看護師および認定看護師の
実態調査より作成
60歳代 女性 夫と二人暮らし アルツハイマー型認知症 バセドウ病 Ⅱ型糖尿病
<経過>デイサービスを利用しつつ在宅で生活していたが夫の内服介助を拒否するなどのBPSDを発症し、夫へ包丁を向ける行為があったため、精神科病棟に
保護入院となった。入院中ケトアシドーシスとなりICU管理となったが状態安定後は精神科病棟に戻る。本人及び夫の希望で自宅退院を目指すこととなったが内
服薬の継続を条件に試験的に1週間の限定退院とし、生活できると判断できれば在宅療養とする方針となった。
〔当時の状態〕日常生活自立度Ⅳ 要介護2 BPSD25Q(認知症心理症状質問票) 重症度50点 負荷度51点
専門性の高い看護師はBPSD発症の要因を夫の対応によるものと推測し、短い時間の中で夫との関係性を時間軸で整理し、BPSDの発症要因を紐解いていっ
た。さらに糖尿病の厳格な食事制限もBPSDの要因ととらえ、主治医を通し糖尿病内科へ現在の血糖値を伝え、食事回数の制限を緩和してもらうよう調整を図っ
た。夫には本人がどんな時に暴言等が出るのか、理由は何か、どう対応すればよいかを聞き取り、助言をし、実際のやり取りを見てもらっていた。徐々にBPSDが
消失し、在宅療養の継続可能と判断され、精神科への外来通院が1回/週から1回/月に変更、在宅療養の継続ができている。
7
〔介入1か月後〕BPSD25Q 重症度7点 負荷度11点(改善) 全国訪問看護事業協会 令和7年度 訪問看護ステーションにおける専門性の高い看護師の活用や効果に関する調査研究より作成