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資料 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24270.html
出典情報 医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会(第5回 5/25)《厚生労働省》
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これまでの検討会で頂いた主なご意見
(ユースケース)
▶ 医療分野において、仮名化した情報というのがどのように有用なのか、具体的なユースケースを念頭に置
いた議論を進めていく必要があるのではないか。
▶ 医療情報の活用方法として、大きく分けると「学術研究利用」「次世代医療基盤法に基づく利用」「個人
情報保護法に基づく仮名加工情報としての利用」等があるが、それぞれのユースケースを整理した上で、
具体的な課題を整理する必要があるのではないか。
▶ 共同利用のユースケースの洗い出しなども必要かもしれない。他施設との共同研究が進むと、研究という
面ではメリットもあるが、一方で、倫理審査委員会の審査基準は必ずしも統一されていない。このような
点の整理も必要ではないか。例えば、利用する情報や研究の内容に応じて、審査のレベルを変えるような
効率的な運用も考えられるのではないか。
▶ 個人情報保護法に基づく「仮名加工情報」に過剰な期待をあおるような議論はしない方がよいのではない
か。このような枠組みができたことは大きな進歩であるが、イノベーションのためであれば何にでも利用
できるという類いのものではない。
▶ 現行法では、仮名加工情報は内部分析でしか使えないとなると、ユースケースは非常に限定的。次世代医
療基盤法の改正と合わせて、どのようなことができるか考えていくとよいのではないか。
▶ 例えば、学会等が保有する質の高いレジストリデータが極めて重要であるという点はそのとおりであるが、
現行法でできること、できないことを含め、誤解を招かないような表現で整理すべき。
▶ 国内のレジストリの利活用の状況を調べたところ、大半のレジストリではデータの第三者提供が行われて
おらず、実績があるところでも、ほとんどがアカデミアへの提供。希少疾患の治験や製造販売後調査等へ
の利用が期待されているはずであるが、現実には利用されていない。 【ヒアリング対象者】
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