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参考資料11_「がん医療」分野の中間評価について (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73926.html
出典情報 がん対策推進協議会(第95回 6/18)《厚生労働省》
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【分野別施策と個別目標】
2. 患者本位で持続可能ながん医療の提供
(1)がん医療提供体制等
⑥支持療法の推進について
<進捗状況の評価>
○アウトカム指標についてをみると、分野別アウトカム指標はA判定が1指標、C判定が1指標、*判定が1指標であり、中間アウトカム指標はA判定が2指標、A
判定が1指標、*判定は3指標であった。り、コア指標(6指標)については、A判定が12指標、C判定が21指標、*判定が3指標であった。
○コア指標のうち、中間アウトカム指標として設定されている「治療による副作用の見通しを持てた患者の割合(61.9%→75.5%)」や「身体的なつらさがある時
に、すぐに医療スタッフに相談ができると思う患者の割合(46.5%→65.1%)」は改善傾向にあるが「拠点病院等(QI研究参加施設)において支持療法に関する標準
診療を実施された患者の割合(91.5%→81.7%)」は9.8ポイント減少と後退傾向にあり、改善の余地があるといえる。
○個別施策(2施策)については、取組が進んでおり、アウトプット指標についてはA判定が8指標、B判定が2指標、C判定が2指標であった。

○患者が、治療に伴う副作用・合併症・後遺症への見通しを持ち、身体的苦痛や外見の変化等があった際に容易に相談できるように、多職種による相談支援体制
の整備にむけて、令和5年度から~令和7年度の厚生労働科学研究にて、アピアランス支援モデル事業を実施し、がん診療連携拠点病院における効果的なアピアラ
ンスケア提供体制について検証した。当該厚生労働科学研究の研究結果を踏まえ、医療従事者を対象とした支持療法に関する教育を推進し、さらなる改善を目指す
している。
○リンパ浮腫については、発症のリスクとなるがん治療を受ける患者に対して適切に情報提供し、リンパ浮腫となった患者が適切に治療にアクセスできるよう、
令和5年度から令和7年度の厚生労働科学研究「がんのリハビリテーション及びリンパ浮腫診療の一層の推進に資する研究」の研究結果を踏まえ、引き続き、取組
を推進していく。

○一方で、拠点病院等(QI研究参加施設)において支持療法に関する標準診療を実施された患者の割合が後退傾向にあるために、令和5年度から~令和7年度の
厚生労働科学研究「がん診療を行う医療機関における支持療法の質の向上に資する研究」において、拠点病院等のがん診療を行う医療機関における支持療法の質の
向上を推進するため、QI指標に関する研究を実施しており、その結果を踏まえつつ、支持療法におけるQIを策定し、今後、拠点病院の指定要件に追加することを検
討していくこととしている。

<がん対策推進協議会として関係学会・団体等と連携してさらに推進が必要と考える事項>
○拠点病院等(QI研究参加施設)において支持療法に関する標準診療を実施された患者の割合をより一層改善傾向に維持できるようするためにもが低下し
ていることは懸念されるため、支持療法の均てん化の促進が必要である。
○がん相談支援センターにおけるアピアランスに関する相談が増加していることは評価できる。ため、このため、アピアランスケアでうまくいった事例
等の情報収集や横展開を行い、全体の対応力の向上が必要である。一方で、「外見の変化に関する悩みを医療スタッフに相談ができた患者の割合」が3割未
満であることから、相談を必要とする患者らに必要な支援が行き渡るよう、相談環境の改善に対する取組みは必要である。各医療機関でアピアランスケアに
係る相談支援・情報提供が実施されるためには、アピアランスケアについて十分な知識等を持つ医療従事者のさらなる養成及び医療従事者に対するアピアラ
ンス研修会の効果的な周知や研修を受講しやすい環境の整備が必要である。

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