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○医薬品の新規薬価収載について-3-1 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00146.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第521回  5/18)《厚生労働省》
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薬価算定組織における検討結果のまとめ
算定方式

原価計算方式

第一回算定組織


原価計算方式を採用する妥当性

成分名



フィネレノン

イ.効能・効果

2型糖尿病を合併する慢性腎臓病
ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く。

ロ.薬理作用

ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗作用

ハ.組成及び
化学構造

ニ.投与形態
剤形
用法

令和4年4月19日
類似薬がない根拠
本剤と同様の効能・効果を有す
る既収載品としてはダパグリフ
ロジンが存在するが、薬理作用、
主たる効能が異なること、本剤
と同様の薬理作用を有する既収
載品としてはエプレレノン、エ
サキセレノンが存在するが、効
能・効果が異なることから、本剤
に新薬算定再類似薬はないと判
断した。

錠剤
内用剤
1日1回投与

画 期 性 加 算
該当しない
(70~120%)
有用性加算(Ⅰ)
該当しない
(35~60%)
補 正 加

有用性加算(Ⅱ)
該当しない
(5~30%)
市場性加算(Ⅰ)
該当しない
(10~20%)



市場性加算(Ⅱ)
該当しない
(5%)
特定用途加算
該当しない
(5~20%)


児 加 算
該当しない
(5~20%)

先 駆 加 算
該当しない
(10~20%)
新薬創出・適応外薬
解消等促進加算

該当しない

費用対効果評価への




該当する(H1)

当初算定案に対する新薬収
載希望者の不服意見の要点

・薬理作用から比較薬を選定する当初算定案ではなく、原価計算方式が適当。
・既存治療に上乗せで本剤を使用し、有効性を示す解析データが存在することから、
新薬創出等加算の別表10の要件1に該当する。

第二回算定組織

上記不服意見に
対 す る 見 解

令和4年4月26日

・本剤の適切な比較薬を選択することは困難であり、原価計算方式による算定が適
当と判断する。
・新薬創出等加算については、本剤の臨床試験において、日本人では本剤の腎不全
への進展抑制効果が弱い可能性があったことを踏まえ、当初案通りとする。
⇒当初算定案を変更する。
算定薬価:10mg1錠
149.10円、20mg1錠
213.10円

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