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海外調査報告(オランダ、英国) (20 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20260417zaiseia.html |
| 出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/17)《財務省》 |
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英国 労働党政権下での予算
令和7年4月9日 財政制度等審議会
財審(2025.4.9)(参考資料)
財政制度分科会 参考資料
○ 英国で14年ぶりに政権交代した労働党スターマー内閣の下で、2024年10⽉に⼤規模な歳出増と増税を伴う「秋季予算」を公表。
○ 国債利回り上昇による借⼊コストの増加や経済成⻑の停滞が⾒込まれ、財政ルールの遵守が厳しい情勢となった中、2025年3⽉
に公表された「春季財政計画」では、歳出削減・徴税強化を打ち出した。
「春季財政計画2025」(2025年3⽉26⽇)
「秋季予算2024」(2024年10⽉30⽇)
• 歳⼊⾯︓国⺠保険料の雇⽤主負担率の引上げ等により、
年間約400億ポンドの増税を実施。
国債利回り上昇による借⼊コストの増加
• 歳出⾯︓NHS(国⺠健康サービス)の充実・インフラ投
資(2年間で226億ポンド)や、学校・病院・道路の補
修等のための⼤規模なインフラ投資(5年間で総額
経済成⻑の停滞
1,000億ポンド以上)等に予算を措置。
※OBRの⾒通しでは、2025年の実質GDP
• 予算責任局(OBR)は、今後5年間の歳出増の約半分
成⻑率は2%(2024年10⽉時点⾒通し)
は歳⼊増によって賄われるが、残りは借⼊によって賄われる
→1%(2025年3⽉時点⾒通し)へ半減。
との⾒通しを⽰した。
「秋季予算2024」で公表した措置に加え、主に以下の措置を実施。
• 歳⼊⾯︓徴税強化により年間65億ポンドの税収増を⾒込む。
• 歳出⾯︓障害や⻑期の疾病により働いていない個⼈への給付
⾦の削減等による福祉予算の改⾰(2029年度までに年間48
億ポンド削減)や、⼈件費削減等の公共サービスの改⾰
(2029年度までに年間61億ポンド削減)等による歳出削減
策を実施。
⼀⽅、成⻑を促進する投資を⽀援するためインフラ投資予算を
増額(さらに5年間で総額130億ポンド程度)。
※英国では年2回(春・秋)財務相より、予算・税制の改⾰案が盛り込まれた財政計画(予算)を発表する。改⾰案は予算責任局(OBR)の経済
財政⾒通しにおいて、財政ルールや経済への影響に関する評価を受ける。
OBRが公表した財政ルールに対する2029年度のheadroom(財政的余裕)※秋季予算(2024年10⽉)時点との⽐較
フロールールにある「経常
的収⽀」については、主に
債務利払い費の増加に
より、春季財政計画での
歳出削減策がなければ、
⽬標未達の⾒込みとなっ
ていた。
<フロールール>
2029年度までに経常的収⽀を⿊字にする。
→2027年度に達成⾒込み。2029年度には
約99億ポンドの財政的余裕となる⾒込み。
経常的収⽀
(10億ポンド)
15.0
10.0
<ストックルール>
公的部⾨純⾦融負債対GDP⽐を、2029年度までに低下させる。
→2027年度に達成⾒込み。 2029年度には約151億ポンドの財政
的余裕となる⾒込み。
(10億ポンド)
20.0
+14.0
9.9
9.9
15.0
5.0
10.0
0.0
5.0
-5.0
-14.0
2024年10⽉
10⽉以降の
時点予測
基本予測の変更
-4.1
春季財政計画による 春季財政計画による
2025年3⽉
政策変更前の予測
時点予測
政策効果
0.0
(注)英国の会計年度は、4⽉から翌年3⽉まで(2024会計年度は、2024年4⽉から2025年3⽉まで)。
(出典)英国財務省「Autumn budget 2024」・「Spring statement 2025」、予算責任局(OBR)「Economic and fiscal outlook」
公的部⾨純⾦融負債
15.7
+10.2
15.1
4.9
-10.8
2024年10⽉
10⽉以降の
時点予測
基本予測の変更
春季財政計画による 春季財政計画による
2025年3⽉
政策変更前の予測
時点予測
政策効果
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令和7年4月9日 財政制度等審議会
財審(2025.4.9)(参考資料)
財政制度分科会 参考資料
○ 英国で14年ぶりに政権交代した労働党スターマー内閣の下で、2024年10⽉に⼤規模な歳出増と増税を伴う「秋季予算」を公表。
○ 国債利回り上昇による借⼊コストの増加や経済成⻑の停滞が⾒込まれ、財政ルールの遵守が厳しい情勢となった中、2025年3⽉
に公表された「春季財政計画」では、歳出削減・徴税強化を打ち出した。
「春季財政計画2025」(2025年3⽉26⽇)
「秋季予算2024」(2024年10⽉30⽇)
• 歳⼊⾯︓国⺠保険料の雇⽤主負担率の引上げ等により、
年間約400億ポンドの増税を実施。
国債利回り上昇による借⼊コストの増加
• 歳出⾯︓NHS(国⺠健康サービス)の充実・インフラ投
資(2年間で226億ポンド)や、学校・病院・道路の補
修等のための⼤規模なインフラ投資(5年間で総額
経済成⻑の停滞
1,000億ポンド以上)等に予算を措置。
※OBRの⾒通しでは、2025年の実質GDP
• 予算責任局(OBR)は、今後5年間の歳出増の約半分
成⻑率は2%(2024年10⽉時点⾒通し)
は歳⼊増によって賄われるが、残りは借⼊によって賄われる
→1%(2025年3⽉時点⾒通し)へ半減。
との⾒通しを⽰した。
「秋季予算2024」で公表した措置に加え、主に以下の措置を実施。
• 歳⼊⾯︓徴税強化により年間65億ポンドの税収増を⾒込む。
• 歳出⾯︓障害や⻑期の疾病により働いていない個⼈への給付
⾦の削減等による福祉予算の改⾰(2029年度までに年間48
億ポンド削減)や、⼈件費削減等の公共サービスの改⾰
(2029年度までに年間61億ポンド削減)等による歳出削減
策を実施。
⼀⽅、成⻑を促進する投資を⽀援するためインフラ投資予算を
増額(さらに5年間で総額130億ポンド程度)。
※英国では年2回(春・秋)財務相より、予算・税制の改⾰案が盛り込まれた財政計画(予算)を発表する。改⾰案は予算責任局(OBR)の経済
財政⾒通しにおいて、財政ルールや経済への影響に関する評価を受ける。
OBRが公表した財政ルールに対する2029年度のheadroom(財政的余裕)※秋季予算(2024年10⽉)時点との⽐較
フロールールにある「経常
的収⽀」については、主に
債務利払い費の増加に
より、春季財政計画での
歳出削減策がなければ、
⽬標未達の⾒込みとなっ
ていた。
<フロールール>
2029年度までに経常的収⽀を⿊字にする。
→2027年度に達成⾒込み。2029年度には
約99億ポンドの財政的余裕となる⾒込み。
経常的収⽀
(10億ポンド)
15.0
10.0
<ストックルール>
公的部⾨純⾦融負債対GDP⽐を、2029年度までに低下させる。
→2027年度に達成⾒込み。 2029年度には約151億ポンドの財政
的余裕となる⾒込み。
(10億ポンド)
20.0
+14.0
9.9
9.9
15.0
5.0
10.0
0.0
5.0
-5.0
-14.0
2024年10⽉
10⽉以降の
時点予測
基本予測の変更
-4.1
春季財政計画による 春季財政計画による
2025年3⽉
政策変更前の予測
時点予測
政策効果
0.0
(注)英国の会計年度は、4⽉から翌年3⽉まで(2024会計年度は、2024年4⽉から2025年3⽉まで)。
(出典)英国財務省「Autumn budget 2024」・「Spring statement 2025」、予算責任局(OBR)「Economic and fiscal outlook」
公的部⾨純⾦融負債
15.7
+10.2
15.1
4.9
-10.8
2024年10⽉
10⽉以降の
時点予測
基本予測の変更
春季財政計画による 春季財政計画による
2025年3⽉
政策変更前の予測
時点予測
政策効果
20