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資料1-2-8診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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<診断基準>
Definite、Probable を対象とする。
禿頭と変形性脊椎症を伴う常染色体劣性白質脳症(CARASIL)HTRA1 関連脳小血管病の診断基準
1. 55 歳以下の発症(大脳白質病変又は中枢神経病変に由来する臨床症候)
2. 下記のうち、2つ以上の臨床症候ないし検査所見
a.

皮質下性認知症、錐体路障害、偽性球麻痺の1つ以上

b.

禿頭(アジア系人種 40 歳以下)

c.

変形性脊椎症又は急性腰痛

1. 常染色体劣性遺伝形式又は孤発例
3. MRI/CT で、広汎な大脳白質病変(側頭極を含むことがある。)
4. 白質ジストロフィーを除外できる(副腎白質ジストロフィー、異染性白質ジストロフィー等)

<診断のカテゴリー>
Definite:3、4を満たし、HTRA1 遺伝子変異を認める。
Probable:5項目4項目を全て満たすが、HTRA1 遺伝子の変異検索が行われていない。
Possible:3、4を満たし、1又は2-b、2-c のいずれかを伴うもの。
除外項目
優性遺伝形式
10 歳未満での神経症状の発症

注意:ヘテロ接合体でも発症する例があり、顕性遺伝(優性遺伝)形式でも除外できない。

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