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2024年度 病院の経営状況について (8 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/wp-content/uploads/260304_No013.pdf |
| 出典情報 | 2024年度 病院の経営状況について(3/4)《福祉医療機構》 |
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2025-013
収益面では、入院単価が 752 円上昇し、1 日
り、地域包括医療病棟入院料の病床数の平均は
平均入院患者数も 2.7 人増加した。外来単価は
50.7 床であった。医業利益率は前年度から 1.0
115 円低下し、1 日平均外来患者数も 4.6 人減少
ポイント上昇し、△2.6%となった。また、経常
したものの、結果として 1 床当たり医業収益は
利益率はほぼ横ばいで△1.9%となり、赤字病院
332 千円上昇した。
割合は 1.9 ポイント拡大し、65.4%であった。
一方、費用面では、1 床当たり医業費用も 326
移行後も依然として経常利益率はマイナス値
千円と、収益と同程度上昇した。費用の増加に
であり、赤字病院が 6 割を超えるなど、厳しい
くわえて、コロナ補助金の終了が影響し、経常
状況である。しかし、入院単価、外来単価は前年
利益率が大きく低下した。赤字病院割合は 7.4 ポ
度から大きく上昇しており、医業利益率はほか
イント拡大して 58.6%となり、経営の厳しさが
の入院料と比べても上昇していた。さらに、病
一層強まっていることがうかがえる。
床利用率も 2.4 ポイント上昇して 83.7%となっ
なお、本稿末尾に地域包括ケア病棟入院料お
ており、高齢者救急のニーズを一定程度確保で
よび回復期リハビリテーション病棟入院料を算
定する病院の経営状況を掲載している(附表)。
きていると思料される。
(図表 11)地域包括医療算定病院の経営状況
こちらは当該入院料が全病床の半数以上占める (2 か年度同一病院)
病院に限定したものではなく、当該入院料を算
定している病院を抽出している。入院料毎の特
指標
徴を示すものというより、回復期の機能を担う
病床数
床
病床利用率
%
在院日数
日
1 日平均入院患者数
人
1 日平均外来患者数
人
入院単価
円
外来単価
円
医業収益・費用の状況
医業収益
千円
1 床当たり 医業費用
千円
医業利益
千円
人件費率
%
医療材料費率
%
給食材料費率
%
経費率
%
うち水道光熱費率
%
減価償却費率
%
医業利益率
%
経常利益率
%
赤字病院割合
%
従事者の状況
1 施設当たり従事者数
人
うち医師数(常勤)
人
うち医師数(非常勤) 人
うち看護師等数
人
うちその他従事者数
人
従事者 1 人当たり人件費 千円
中小病院の経営状況を把握するための参考値と
してご覧いただきたい。
2.4 地域包括医療病棟入院料算定病院の
経営状況
病床利用率、入院単価の上昇により医業利益
率が 1.0 ポイント上昇し、△2.6%
今次改定において、高齢者の救急患者等を受
け入れ、リハビリテーション、栄養管理、入退院
支援、在宅復帰支援の機能を包括的に提供する
ことを評価する「地域包括医療病棟入院料」が
新設された。2024 年度決算データのうち、地域
包括医療病棟入院料を算定している病院(以下
「地域包括医療算定病院」という。
)にサンプル
を絞り、移行前である 2023 年度の経営状況と
比較していきたい(図表 11)。
まず、地域包括医療算定病院は 52 病院5であ
地域包括医療算定病院
(n=52)
差 20242023
2024
2023
193.9
193.9
0.0
81.4
83.7
2.4
19.4
19.2
△ 0.1
157.7
162.3
4.6
260.0
246.5 △ 13.5
47,590 49,247
1,657
13,237 14,013
776
20,581
21,316
△ 735
57.8
18.0
2.2
21.4
1.8
4.3
△ 3.6
△ 1.7
63.5
21,189
21,733
△ 544
57.5
17.9
2.1
21.1
1.9
4.1
△ 2.6
△ 1.9
65.4
608
417
191
△ 0.3
△ 0.1
△ 0.0
△ 0.3
0.1
△ 0.3
1.0
△ 0.1
1.9
360.0
24.1
6.5
175.6
153.7
6,403
366.3
24.5
7.3
177.5
157.1
6,445
6.3
0.3
0.7
1.9
3.4
42
5 2023 年度の入院基本料(全病床の過半数を占める入院基本料)は、急性期 1 算定病院が 19 病院、急性期 4 算定病院が 6 病院、急性
期 5 算定病院が 3 病院、地域包括ケア病棟入院料が 3 病院、その他の入院基本料が 5 病院、特定の入院基本料が過半数を占めない病
院が 16 病院であった。
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8
収益面では、入院単価が 752 円上昇し、1 日
り、地域包括医療病棟入院料の病床数の平均は
平均入院患者数も 2.7 人増加した。外来単価は
50.7 床であった。医業利益率は前年度から 1.0
115 円低下し、1 日平均外来患者数も 4.6 人減少
ポイント上昇し、△2.6%となった。また、経常
したものの、結果として 1 床当たり医業収益は
利益率はほぼ横ばいで△1.9%となり、赤字病院
332 千円上昇した。
割合は 1.9 ポイント拡大し、65.4%であった。
一方、費用面では、1 床当たり医業費用も 326
移行後も依然として経常利益率はマイナス値
千円と、収益と同程度上昇した。費用の増加に
であり、赤字病院が 6 割を超えるなど、厳しい
くわえて、コロナ補助金の終了が影響し、経常
状況である。しかし、入院単価、外来単価は前年
利益率が大きく低下した。赤字病院割合は 7.4 ポ
度から大きく上昇しており、医業利益率はほか
イント拡大して 58.6%となり、経営の厳しさが
の入院料と比べても上昇していた。さらに、病
一層強まっていることがうかがえる。
床利用率も 2.4 ポイント上昇して 83.7%となっ
なお、本稿末尾に地域包括ケア病棟入院料お
ており、高齢者救急のニーズを一定程度確保で
よび回復期リハビリテーション病棟入院料を算
定する病院の経営状況を掲載している(附表)。
きていると思料される。
(図表 11)地域包括医療算定病院の経営状況
こちらは当該入院料が全病床の半数以上占める (2 か年度同一病院)
病院に限定したものではなく、当該入院料を算
定している病院を抽出している。入院料毎の特
指標
徴を示すものというより、回復期の機能を担う
病床数
床
病床利用率
%
在院日数
日
1 日平均入院患者数
人
1 日平均外来患者数
人
入院単価
円
外来単価
円
医業収益・費用の状況
医業収益
千円
1 床当たり 医業費用
千円
医業利益
千円
人件費率
%
医療材料費率
%
給食材料費率
%
経費率
%
うち水道光熱費率
%
減価償却費率
%
医業利益率
%
経常利益率
%
赤字病院割合
%
従事者の状況
1 施設当たり従事者数
人
うち医師数(常勤)
人
うち医師数(非常勤) 人
うち看護師等数
人
うちその他従事者数
人
従事者 1 人当たり人件費 千円
中小病院の経営状況を把握するための参考値と
してご覧いただきたい。
2.4 地域包括医療病棟入院料算定病院の
経営状況
病床利用率、入院単価の上昇により医業利益
率が 1.0 ポイント上昇し、△2.6%
今次改定において、高齢者の救急患者等を受
け入れ、リハビリテーション、栄養管理、入退院
支援、在宅復帰支援の機能を包括的に提供する
ことを評価する「地域包括医療病棟入院料」が
新設された。2024 年度決算データのうち、地域
包括医療病棟入院料を算定している病院(以下
「地域包括医療算定病院」という。
)にサンプル
を絞り、移行前である 2023 年度の経営状況と
比較していきたい(図表 11)。
まず、地域包括医療算定病院は 52 病院5であ
地域包括医療算定病院
(n=52)
差 20242023
2024
2023
193.9
193.9
0.0
81.4
83.7
2.4
19.4
19.2
△ 0.1
157.7
162.3
4.6
260.0
246.5 △ 13.5
47,590 49,247
1,657
13,237 14,013
776
20,581
21,316
△ 735
57.8
18.0
2.2
21.4
1.8
4.3
△ 3.6
△ 1.7
63.5
21,189
21,733
△ 544
57.5
17.9
2.1
21.1
1.9
4.1
△ 2.6
△ 1.9
65.4
608
417
191
△ 0.3
△ 0.1
△ 0.0
△ 0.3
0.1
△ 0.3
1.0
△ 0.1
1.9
360.0
24.1
6.5
175.6
153.7
6,403
366.3
24.5
7.3
177.5
157.1
6,445
6.3
0.3
0.7
1.9
3.4
42
5 2023 年度の入院基本料(全病床の過半数を占める入院基本料)は、急性期 1 算定病院が 19 病院、急性期 4 算定病院が 6 病院、急性
期 5 算定病院が 3 病院、地域包括ケア病棟入院料が 3 病院、その他の入院基本料が 5 病院、特定の入院基本料が過半数を占めない病
院が 16 病院であった。
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