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03資料1 高齢者に対する肺炎球菌ワクチンについて (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_70829.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第33回 2/26)《厚生労働省》
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肺炎球菌感染症についての知見

第30回厚生科学審議会予防接種 ・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会
2025(令和7)年7月4日

資料
1-3

【概要】


肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)は市中肺炎の主要な原因菌である(約20%)



肺炎球菌が血液あるいは髄液中に侵入した場合には、菌血症を伴う肺炎や髄膜炎などの侵襲性肺炎球菌感染症
(invasive pneumococcal disease: IPD)を引き起こす。IPDは感染症法に基づく5類全数把握疾患である。



肺炎球菌は鼻咽頭の常在菌として、成人の5-10%、小児の20~40%、乳幼児の40-60%に保菌がみられる。

【感染経路】


健常人の鼻咽頭に保菌されている肺炎球菌は、飛沫によって家庭内、集団内で伝播する。



成人の肺炎球菌性肺炎の発症は小児との接触に関連するとされている。



混雑環境での集団感染も報告されている。

【治療法・薬剤耐性】


β-ラクタム系およびマクロライド系の薬剤耐性が特に問題視されており、我が国の髄液検体における肺炎球菌
のペニシリン非感受性率は、2021年で59.5%と諸外国より高い。



髄膜炎では薬剤感受性結果が得られるまではセフォタキシムまたはセフトリアキソンとバンコマイシンの併用
投与を行う。



我が国の髄膜炎以外の症例から分離される肺炎球菌の99% 以上がペニシリン感受性であるため、肺炎、菌血症
ではペニシリン系抗菌薬が第一選択薬となる。
参照:成人用肺炎球菌ワクチンファクトシート 2025年

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