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【資料1】医療DXの進捗状況について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59229.html
出典情報 「医療DX令和ビジョン2030」厚生労働省推進チーム(第7回 7/1)《厚生労働省》
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電子処方箋の現況と今後の対応

目標の達成状況


令和7年6月時点で、運用開始済薬局は8割を、利用申請薬局(運用開始済含む)は9割を越え、同年夏頃には概ね全ての薬局での導
入が見込まれる



電子処方箋システムを導入した薬局では紙の処方箋を含め、調剤結果情報の電子処方箋管理サービスへの登録が進み、令和7年5月時
点で調剤結果登録※1は全体の約8割まで到達。



令和6年度には、重複投薬等チェックの結果、電子処方箋を導入した医療機関・薬局において、重複投薬アラートが約3,600万件(/年)、
併用禁忌アラートが約5.1万件(/年)発生しており、処方・調剤にあたり重複投薬や併用禁忌のリスクの防止に繋がった。

直近の薬剤情報の活用による
より良い医療が実現

複数医療機関を受診する患者を薬の相互作用リスクから守る




[主要な施策目標は達成]※2

薬局が薬の調剤時に重複投薬等チェック、処方・調剤情報を踏まえた処方監査を実施

患者の直近の薬剤情報が整い有事の際に利用可能に


災害時における治療継続の支援



救急車に配備することにより救急時の搬送・受入等に活用
※1レセプトベースの処方箋枚数で、調剤結果登録数を除したもの

※2従来はレセプト情報に基づく1か月強遅れの情報

残された課題


医療機関への普及率は約1割に留まる



医療現場にとって電子処方箋を利用しやすく、安全に運用できる仕組み・環境の整備

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