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資料4 提出資料2(長尾参考人) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59044.html
出典情報 医療事故調査制度等の医療安全に係る検討会(第1回 6/27)《厚生労働省》
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2-1.リスクの明確な優先順位付け
報告されたインシデントの評価(トリアージ)を
適切にできているか?
日本の現状
2016年に実施した全国の病院への調査によると、約半数の病院(49.5%)が、
インシデント報告の評価を「よく行っている」と回答。
平成28年度厚生労働科学研究費補助金
医療安全管理部門への医師の関与と医療安全体制向上に関する研究(研究代表者:長尾能雅)

⇔一方、トリアージの基準について、共通認識の構築には至っていないのではないか?

世界の現状
大量のデータが収集されることで、それらをまとめて保存する作業に利用可能な時間や
資源の大半が費やされることがあまりに多いのが実情である。
学習に利用できるようにし、一貫して確実に患者安全の改善に貢献できる方法でデータ
を分析・共有する作業には時間が費やされていないのである。
WHO 世界患者安全行動計画2021-2030より

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