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資料3 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会の検討状況について (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59173.html |
出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第147回 6/26)《厚生労働省》 |
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事例②
伝統産業の継承(石見神楽産業)の取組み
島根県西部には、日本神話などを題材した伝統芸能「石見神楽」が
あり、子どもから高齢者まで広く愛されている。演舞団体も県内に
約130団体あり、地域のお祭りや祝い事には欠かせない存在だ。2019
年には、日本遺産にも登録され、世界に誇れる大きな財産となって
いる。
しかし、この神楽を舞うのに必要な「衣装」「面」「道具」は、古
くから地元の事業者の手作業によって演舞団体に供給されてきたが、
高齢化や人口減少による後継者不足等の状況にあり、納品まで数年
待ちなど供給が追い付かない課題を抱えていた。
そこで、これら神楽道具の製作は、構造化等により「障害のある方
の生涯にわたる仕事にできるのではないか」と考え、教えを請い、
長い年月をかけ技術の研鑽を重ね、就労継続支援事業の作業種とし
て確立していった。
近年においては、神楽以外にも類似事例として、ご縁をいただいた
大正時代から続く地元和菓子店の技術継承にも取り組んだ。
23
伝統産業の継承(石見神楽産業)の取組み
島根県西部には、日本神話などを題材した伝統芸能「石見神楽」が
あり、子どもから高齢者まで広く愛されている。演舞団体も県内に
約130団体あり、地域のお祭りや祝い事には欠かせない存在だ。2019
年には、日本遺産にも登録され、世界に誇れる大きな財産となって
いる。
しかし、この神楽を舞うのに必要な「衣装」「面」「道具」は、古
くから地元の事業者の手作業によって演舞団体に供給されてきたが、
高齢化や人口減少による後継者不足等の状況にあり、納品まで数年
待ちなど供給が追い付かない課題を抱えていた。
そこで、これら神楽道具の製作は、構造化等により「障害のある方
の生涯にわたる仕事にできるのではないか」と考え、教えを請い、
長い年月をかけ技術の研鑽を重ね、就労継続支援事業の作業種とし
て確立していった。
近年においては、神楽以外にも類似事例として、ご縁をいただいた
大正時代から続く地元和菓子店の技術継承にも取り組んだ。
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