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主要事項説明資料 (14 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_plan.html
出典情報 規制改革実施計画(6/13)《内閣府》
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Ⅳ.防災・減災

救急救命処置の範囲の拡大

○ 高齢者人口の増加も背景に、救急出動件数・搬送人員が過去最高となり、病院収容所要時間も増加基調となるなど、
都市部・地方部問わず、救急医療体制はひっ迫。
○ こうした中、救急救命の現場(救急救命士、病院等)から、厚労省省令・告示・通知で規定される救急救命処置(救急救命士
が医師の指示の下で実施可能な処置(33処置))について、病院到着を待たず1分1秒でも早く処置すべき行為の追加を求める声。
○ このため、救急医療の質の向上を図る観点から、厚労省審議会等において救急救命処置の範囲の見直しを検討。
(令和7年度検討開始、8年度結論等)
 救急医療のタスクシフト/シェアを進め、救急医療の質を向上。災害時などの有事の対応力も強化。
<厚労省審議会等における処置の安全性、必要性、教育体制等の視点からの検討を経て、処置の追加等する場合には、救急救命士法施行規則第21条、同条に基づく
告示又は関係する通知を改正>

【救急出動件数/搬送人員、病院収容所要時間等の推移】
・救急出動件数、搬送人員ともに、令和5年に過去最高を記録。

【現場から強い要望がある処置例】

・現場到着時間、病院収容所要時間も増加基調。
救急出動件数及び搬送人員

現場到着所要時間及び病院収容所要時間

病院収容所要時間(目盛右)

アナフィラキシーに対するアドレナリンの筋肉内投与
(アレルギーのショック症状に有効な処置)
※1回使い捨ての簡易注射キットによる。

現場到着所要時間

(出典)
[左下・中央下]総務省消防庁「令和6年版 救急救助の現況」より引用、[右上(左)]一般社団法人全国救急救命士教育施設協議会より提供、
[右上(中央・右)]ヴィアトリス製薬合同会社より提供、[右下]第2回健康・医療・介護WG(令和7年3月14日開催)資料1-2より引用

CPAPマスクを用いた非侵襲的人工呼吸
(心不全への呼吸確保に有効な処置))

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