よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


主要事項説明資料 (12 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/p_plan.html
出典情報 規制改革実施計画(6/13)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

Ⅲ.投資大国

水素社会の実現に向けた規制改革

○ 水素はカーボンニュートラルに向けた鍵となるエネルギーだが、水素の利活用を進めるための環境整備は途上。
①水素ガスの陸上輸送する際に容器ごとに弁が必須(一般高圧ガス保安規則(通産省令))であるため、欧州で導入が進む水
素輸送用の大容量トレーラの導入が構造上不可能であり、輸送コストが高い。
②水素船の燃料充填や容器に係る技術基準が未整備であり、水素船の商用化に壁(船への水素燃料補給箇所はほぼ皆無)。
○ このため、①水素ガス容器の技術基準を改正し、輸送コストを低減する大容量トレーラの導入を可能とし、 ②船舶の
燃料用ガス容器の規格や充填施設に係る基準の策定等を検討。 (①令和8年度着手、②8年度検討等)
 水素の利活用に係る投資の拡大・開発を促進し、脱炭素化に向けた水素エネルギーの社会実装を早期に実現。
<一般高圧ガス保安規則において、①複数のガス容器を集結して車両に固定する場合、容器ごとに1つの元弁を設けることとされている点を、まとめることができるように改正、
②船舶用水素スタンドの技術上の基準等を新規に制定 等>

【水素ガス運搬トレーラ】

【水素を燃料とする船舶】

・欧州で実用化されている大容量・低コストで運搬可能なトレーラは、輸送
コストを1/3~1/2に低減する効果が見込まれるが、コンテナ内の十数程度
の容器が連結されて1つの弁で閉じられる構造であるため、容器ごとに弁を
設けなければならない現行法令の下では利用が不可能。

・各国でも黎明期である中、我が国でも船舶の燃料用ガス容器の規格や取扱
い、充填施設等に係る基準が未整備。
・ルール策定し、各国に先駆け、電化が難しい船舶の分野で脱炭素化を実現。

令和6年11月11日開催第1回スタートアップ・DX・GXWG 日本エア・リキード御提出資料を基に内閣府作成

令和6年11月11日開催第1回スタートアップ・DX・GXWG ジャパンハイドロ御提出資料から引用

10