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【資料2】田中参考人提出資料 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58633.html
出典情報 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第7回 6/9)《厚生労働省》
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精神障害者に持続しない身体合併症が生じる事例
精神障害


(▲)
身体合併症

(▲)

精神障害:統合失調症、身体合併症:眼球破裂

20代女性
Eさん

病歴:統合失調症初発。夜間に幻覚妄想とそれに伴う行動が激しく、自宅で自身の顔面を殴打
し、右眼球破裂。両親が救急要請するも搬送先選定に時間がかかり、ようやく総合病院精神科病
床を有する総合病院に搬送・手術。術後2日間はICUで鎮静・人工呼吸器管理(覚醒に際して
精神科リエゾン介入)。その後、精神病床で医療保護入院。

精神障害:うつ病、身体合併症:心臓外傷(自殺企図)
病歴:40代前半に自営業で多額の借金を抱え、なんとか返済していたが次第に抑うつ気分が強
まり、50代で胸部刺傷による自殺企図。心臓外傷あり総合病院精神科を有する総合病院へ救
急搬送。手術後2週間で身体的な急性期は脱したが、身体的なリハビリや経過観察、創部処置
は必要な状態。一方で、希死念慮を伴う抑うつ気分が著明であり、入院に対する罪悪感から院内
での再自殺企図や離院行動あり、精神病床で医療保護入院。
50代男性
Fさん

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