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資料1  外来機能報告等の施行に向けた検討について (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22449.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 外来機能報告等に関するワーキンググループ(第5回 11/29)《厚生労働省》
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これまでの議論を踏まえた検討の方向性(外来機能報告)①
WGにおける議論

基本的な考え方

報告項目(1/2)

今後の検討の方向性

・地域の医療機関は得意分野をもちながら役割分担しており、 ○外来機能報告は、地域の外来機能の明確化・連携のため
患者がそのような情報を得ながら医療を受けられるように
に実施するもの。
することが重要。
○スケジュールについては、病床機能報告と一体的に報告
・医療機関の役割分担の情報を住民に分かりやすく示して、
を行い、年度内(初回は来年度内)に地域の協議の場にお
適切な受診につながるようにする必要。
ける協議が行えるようにする。具体的には、P.60のスケ
・外来機能報告と病床機能報告を一体的に報告し、病院の機
ジュール(案)としてはどうか。
能を入院と外来の整合性がとれたものにすることは重要。
・報告項目は、今後の外来医療の在り方を地域で協議する際 ○報告項目は、
の基礎データとしてふさわしいものにすべき。
①「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医
・医療資源を重点的に活用する外来を軸としながら、幅広に
療機関」の明確化に資するもの
検討する必要。
・医療資源を重点的に活用する外来の実施状況の概況
・医療資源を重点的に活用する外来の実施状況について、レ
・医療資源を重点的に活用する外来の実施状況の詳細
セプト単位で分析することになるが、定義を明確にする必
・医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医
要。レセプトの件数と回数を分けて書いた方がよい。基本
療機関となる意向の有無
的に月単位で集計して合計する方法が正確。
・紹介・逆紹介の状況
・外来機能は、入院、外来、在宅とつながっている必要。外
来機能報告では、医療資源を重点的に活用する外来ととも
②地域の協議の場における外来機能の明確化・連携に向けた
に、かかりつけ医機能の項目も入れていく必要。
協議に資するもの
・かかりつけ医機能や在宅医療は、地域で外来機能の明確
・その他の外来・在宅医療・地域連携の実施状況
化・連携の協議を行う際に必要な事項であり、外来機能報告
・救急医療の実施状況
の項目に入れるべき。医療資源を重点的に活用する外来を
・紹介・逆紹介の状況
地域で基幹的に担う医療機関がかかりつけ医が診るべき患
・外来における人材の配置状況
者を対象としていると、機能分化が進まないことになり、
・高額等の医療機器・設備の保有状況
協議の場において、役割分担を明確にしていくことが重要。 の2つの観点から整理する。具体的には、P.61~63の報告項目
・外来機能報告は、地域でデータに基づく議論を行うための
(案)としてはどうか。なお、件数や回数による記載とする点につ
基礎データになり、外来機能の明確化・連携に向けた協議に
いては、引き続き検討する。
必要な項目を幅広く報告項目とすべき。
○ 報告項目は、外来機能報告及び地域の協議の場でのデータ
や議論の蓄積を踏まえて、必要に応じて将来的に追加すること
を検討してはどうか。

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