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資料1  外来機能報告等の施行に向けた検討について (118 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22449.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 外来機能報告等に関するワーキンググループ(第5回 11/29)《厚生労働省》
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これまでの議論を踏まえた検討の方向性(地域における協議の場) ③

協議の進め方
/結果の公表

WGにおける議論

今後の検討の方向性

・地域の協議の場における協議の進め方を示して、適切な医
療機関が医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的
に担う医療機関として可視化されるように、実効性ある会
議体にする必要。
・地域の協議の場で、外来機能報告を基に、どのような視点
や論点で協議を進めるか、幅広いデータとともに示す必要。
・医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医
療機関がない、国の基準を満たすが手を挙げない状況も想
定されるので、国の基準を参考にして、どのように、医療
資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機
関を明確化していくか、地域の協議の場を実効性のあるも
のするような工夫が必要。
・国の基準を満たす医療機関が手挙げの意向がない場合、地
域の協議の場でどのように取り扱うか整理が必要。
・これまで200床以上でも地域医療支援病院になっていない
医療機関が基幹的になると、地域医療へのアクセスのハー
ドルが高くなるため、地域に根ざした病院が意向なしとし
ても拙速に結果を出すべきではない。
・すでに多くの紹介・逆紹介を行っている病院や国基準に該
当する病院は当然手を上げてもらう必要があり、手を上げ
ない場合は明確な理由について説明責任があることをガイ
ドラインに記載すべき。
・協議の結果を住民に公表する際、公表に当たっては一般の
人が理解できる内容に翻訳することが必要。
・協議の結果のわかりやすい周知に関してどのような内容を
公表するのか慎重に検討すべき。
・協議の結果を公表する際、医療機能の分化・連携も周知す
る必要。
・地域における協議の場における資料を議論の経過もわかり
やすく周知公表する必要。

○外来機能報告データ等の共有、外来医療提供体制の
現状と課題の認識共有
・ 外来機能報告データや既存の統計調査等で明らかとなる
地域の外来医療提供体制の現状と課題について、参加す
る関係者で認識を共有。

○「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的
に担う医療機関」の協議
・ 外来機能報告から整理された、医療機関ごとの「医療資
源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担う医療機
関」の意向の有無、国の基準の適合状況、外来医療の実
施状況等を踏まえて議論。
・ その際、特に、国の基準と医療機関の意向が合致しない
医療機関について、当該地域の地域性や当該医療機関の
特性等を考慮して議論。
・ 地域の協議の場(一回目)で医療機関の意向と異なる結
論となった場合は、当該医療機関において、地域の協議の
場での議論を踏まえて再度検討を行っていただき、当該医
療機関の再度検討した意向を踏まえ、地域の協議の場(二
回目)での協議を再度実施。
・ 「医療資源を重点的に活用する外来を地域で基幹的に担
う医療機関」について、医療機関の意向と地域の協議の場
での結論が最終的に一致したものに限り、協議が整ったも
のとして、協議結果を取りまとめて公表。

○地域の外来機能の明確化・連携を進め、患者の流れ
のさらなる円滑化を図るには、住民に医療機関の外来
機能を理解して受診いただくことが重要。特に、紹介患
者への外来を基本とする「医療資源を重点的に活用す
る外来を地域で基幹的に担う医療機関」については、そ
の役割を含めて周知する必要があり、都道府県報や
ホームページによる公表、プレスリリース等によるマス
コミへの周知、シンポジウム・講演・SNS等による周知・
呼びかけなど、幅広い世代の住民に行き渡るように公
表を行う。
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