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看護業務効率化取り組みガイド (6 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/korituka-guide.pdf
出典情報 看護業務効率化取り組みガイド(3/29)《日本看護協会》
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【図3 2040年を展望した医療提供体制の改革について(イメージ)】

〇医療提供体制の改革については2025年を目指した地域医療構想の実現等に取り組んでいるが、2025年以降も少子高齢化の進展が見込
まれ、さらに人口減に伴つ医療人材の不定、医療従事者の働き方改革といつた新たな課題への対応も必要。

〇2040年の医療提供体制の展望を見据えた対応を整理し、地域医療構想の実現等だけでなく、医師・医療従事者の働き方改革の
推進、実効性のある医師偏在対策の着実な推進が必要。

2040年の医療提供体制(医療ニーズに応じたヒト、モノの配置)

現在 ) Io」 2040年 円滑な 9) @@⑨@ @

派遣等による
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かかりつけ医が役割を発揮 情報 デ
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: 本拍 r : 了 診療等医療アクセス確保
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地域医療連携専門 @⑥ 「『
コンサルテーション 全R 医療機能の集約化 …。

人05な診療能力を
代入 言する医師の確保

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一医療資源の分散・偏在

都市部での類似の医療機能を持つ医療機関の
林立により医療資源の活用が非効率に

医師の少ない地域での医療提供量の不定・

どこにいても必要な医療を最適な形で

・限られた医療資源の配置の最適化(医療従事者、病床、医療機器)

医療計画に「地域医療構想 「医師確保計画]が盛り込まれ、
総合的な医療提供体制改革が可能に

医師の過剰な負担 ・かかりつけ医が役割を発揮するための医療情報ネットワークの整備による、
地域医療連携や適切なオンライン診療
画疲門した医療現場は 也域医療連携や適切なかオンライン診療の実施
放湊安全への不安にも下締 医師*医療従事者の働き方改革で、より質が高く安全で効率的な医療へ
・人上員配置の最適化やICT等の技術を活用したチーム医療の推進と業務の効率化
⑮⑤⑮⑤キDSエエSTTOST_ _ ココ、 ・医療の質や安全の確保に資する医療従事者の健康確保や負担軽減
現在 2040年 ・業務の移管や共同化(タスク・シフティング、タスク・シェアリング)の浸透

2040年を展望した2025年までに着手すべきこと

地域医療構想の実現等
①全ての公立・公的医療機関等における具体的対応方針の合意形成
合意形成された具体的対応方針の検証と地域医療構想の実現に向けた更なる対策
かかりつけ医が役割を発揮できるための医療情報ネットワークの構築や適切なオンライン診療等を推進するための適切なルール整備 等

医師・医療従事者の働き方改革の推進

⑯医師の労働時間管理の徹底

@医療機関内のマネジメント改革(管理者 ・医師の意識改革、業務の
移管や共同化(タスク・シフティングやタスク・シェアリング) 、
ICT等の技術を活用した効率化 等)

⑥@医師偏在対策による地域における医療従事者等の確保
(地域偏在と診療科偏在の是正)

@地域医療提供体制における機能分化・連携、集約化・重点化の推進
(これを推進するための医療情報の整理・共有化を含む)

実効性のある医師偏在対策の着実な推進
⑯地域医療構想や2040年の医療提供体制の展望と整合した
医師偏在対策の施行
・ 医師偏在指標に基づく医師確保計画の策定と必要な施策の推進
・ 将来の医療ニーズに応じた地域枠の設定・拡充
・ 地域ごとに異なる人口構成の変化等に対応した
将来の診療科別必要医師数を都道府県ごとに算出
@ 総合的な診療能力を有する医師の確保等の
プライマリ・ケアへの対応

ラ地域医療構想の実現

[出典]厚生労働省 :医療提供体制の改革について, 第66回社会保障審議会医療部会 資料1-1を一部改変

医師の時間外労働の上限規制について

医療提供体制の改革の一つとして、医師をはじめとする医療従事者の働き方改が挙げほられていますが、
国では医療の現場に限らず、働く人の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、
働く人一人ひとりがより良い将来の展望を持てるよつ、「働き方改革]を推進しています。そのつうつちの一つの
施策こして、2019年(中小企業は2020年)から長時間労働是正のために時間外労働の上限規制(原則こして月
45時間・年360時間こし、了臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできない)が始まりました。