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看護業務効率化取り組みガイド (15 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/korituka-guide.pdf
出典情報 看護業務効率化取り組みガイド(3/29)《日本看護協会》
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@アンケート
質問項目に沿った回答や自由記述をとおして、業務の現状をつかみます。 ヒアリングで数人から聴取し
た意見をもとに質問項目を立てることで、より多くの人の意見を収集し、傾向をつかむことができます。
選択式の質問項目の結末からは定量的に現状を把握できるとともに、自由記述杜を設けるこことで定性
的な情報が得られます。

@タイムスタディ
例えば業務量調査なごど、どのようなお業務や行為にどれだけの時間が費やされているのかを定量的に測
定する方法です。どの時間帯にどのくらい時間をかけ、ごのような業務を行っているかを明らかにする
ことができます。

2. 現状把握するうえでのポイント

現状把握する際には、前述のように、主観的・客観的データの双方から把握するようにしますが、出退勤時
間や時間外業務なご人事・労務管理に関するデータ、施設の経営状況や収益に関するデータ等、看護部門以
外が収集・把握しているデータも参考になります。管理・事務部門など所掌している部署にデータの提供を
依頼したり、情報分析に長けた他部門の協力を得たりすることも現状を多角的に把握する一手となります。

さらに、「受診までの待ち時間が長い]「何回も同じ問診をされる]といった宮者 利用者からの意見・要望や
滴定度調査の結末なごも、看護業務の現状を把握する貢宣な視点です。加えて、他職種の意見を取り入れるこ
とで看護業務を客観的に把握したり、タスク・シフトシェアの終口を見出したりすることも期待できるで
しょつう。ある事例では、業務量調査にあたり、分析力に長けた他部門の職員が看護業務の一つひとつの動作や
行為にかかる時間を測定するとともに、各行為が看護としてごどのような意味を持つのかを逐一問われたこと
で、看護の本来業務を再認識することができ、看護業務効率化の取り組み推進のつえで役立ったといいます。

一方、現状のルールを確認することも有効です。組織内には大小さまざまなルールが存在しますが、なか
には、より良い看護・医療を目指して定めたものの、いつのまにが手順や確認事項が多くなり、業務の非効率
を拍いている可能性もあります。また、他部署等では通いないいローカルルールは、業務の属人化や、業務の標
準化を阻む要因こなる場合もあります。こつうしたルールの有無の確認や、各ルール間の関係や位置付け、運
用状況等を把握します。

看護業務に限らず組織内のさまざまな体制や他職種の業務も含めて、多様な視点から現状に関する情報
を収集し、統合することで全体像を把握しましょうつ。それによって非効率的な点や改善すべき点が認識しや
すぐなり、課題抽出や取り組み内容の検討こいった次の段階で役立ちます。

(2-2) 看護業務に関する課題の抽出

1. 課題の抽出

さまざまな視点から現状を把握した結果をもことに、解消・改善すべき課題を見出します。課題の抽出にあ
たっては、何を解決したいのか、なぜ解決したいのかを意識するようにしましょつ。課題こは言い換そえれば、
「あるべき姿と現状とのギャップ]です。看護の質向上のためには、現状のどこをどのように改善することが
必要なのかといつ問題意識を持ち、現状でできていないこと、不足していることに着目することで課題が浮
かび上がってきます。